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猫のいる日々 (徳間文庫)
 
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猫のいる日々 (徳間文庫) [文庫]

大仏 次郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

飼っている猫が常に10匹以下になることはなかったという、著者の猫に関する随筆、小説、童話集。

登録情報

  • 文庫: 349ページ
  • 出版社: 徳間書店 (1994/11/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4198902143
  • ISBN-13: 978-4198902148
  • 発売日: 1994/11/15
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 85,139位 (本のベストセラーを見る)
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20 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sirou55 トップ500レビュアー
形式:文庫
大仏次郎は今では忘れ去られた作家なのかもしれないが、「鞍馬天狗」や「赤穂浪士」で一世を風靡した流行作家だった。
猫好きでも有名で、猫を題材にした随筆を数多く書き残し、これはそれをまとめたものである。他にも猫にまつわる短編小説1つ、童話が4つ含まれている。

随筆はどれも猫を上品に愛情こまやかに描いて申し分ないが、短編小説も意外とよかった。太平洋戦争の終戦前後の模様が庶民レベルではどうだったのかこの大家の手によって残されていた。

猫好きなら一度は読んでおきたい本。

このレビューは参考になりましたか?
26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
おさらぎ(だいぶつではない)次郎の家には常に10匹以上の猫が居た。みんな一度は捨て猫だった子たちである。次々と人が家の前に猫を捨てていく、その苦労話、それぞれの猫の他愛ない話などを随筆集にしたのがこの本である。もし猫が居なければ、今頃は蔵が立つ。そう苦笑いしながらも猫を見捨てられない。猫が15匹以上になったら家出する、とのたまう著者に、一枚上手の細君が、この猫は通いだから、ご飯を食べたら帰る、と言い返すくだりや、なくなった猫を自分達が入るお墓と同じところに埋葬すると、兄夫婦から苦情が来て困惑するあたり、すごくわかるなぁ、と読んでるこちらも苦笑いしてしまう、一冊です。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
何も知らず 2005/11/15
形式:文庫
大仏次郎さんがどんな小説を書いた人だったのかも全く知らずに手に取った一冊。内容は猫にまつわるあれこれを綴ったエッセイと小説1篇と童話が4話の構成になっている。エッセイはとにかく猫が好きでたまらない、と言うよりは淡々と猫との生活を送っている様子が見て取れる感じ。ご本人より奥様の溺愛ぶりや飼い猫(と言っても居候もいたようだが)だけでなく、旅先の猫に興味を持っている辺りは本当の猫好きでしょう。猫の好きな人は猫かわいがりはしないもの。日に日に増えてゆく猫たちに時には腹を立て、書斎は入れないなどのルールもある。
象徴的なのはいつの世も動物をかまわず捨てていく人がいるということ。エッセイにも何度となく登場し、心底腹を立てているのが分かる。いつの世も同じか・・。たくさんの猫の世話や食事にほとほと嫌気がさしている様子も動物を飼っている身なら人事ではない。こちらは1匹でも大変だったのに、と思わずにはいられなかった。
童話は子供向けであるためやさしい言葉で心温まる雰囲気。言葉そのものも古きよき時代を感じさせ、とても新鮮。小説も猫の暖かさが時代の冷え切った様子とうまく対になっているのように見え、さすがだな~と思わせる。全体に短い話ばかりで気軽に読める。小刻みに読む物としておすすめ。
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