同じ言葉でも、言うひとが違うとニュアンスまで違って聞こえるときがある。
「元気ですかぁ!」なんて、親友と久しぶりに会った、なんてシチュエーションなら誰だって口にするはずだ。だけど、猪木にあの声と迫力で言われたら、と想像すれば、やっぱり違う。平凡な言葉でも輝きが増し、心底から元気づけられるだろう。
「笑え」「夢を持て」「一歩前へ」「輝け」「燃えろ」・・・。簡単なことだが、いざ実践するのはなかなか難しい。性格にもよるし、世の中の雰囲気や流れにも左右されるだろう。
だが、猪木というキャラクターに背中を強く押してもらうことで前を向くことができるなら、それでいいではないか。
私はプロレス自体好きではないし、馬場と猪木とどっちかと言われたら馬場のファンなのだけれど、元気や勇気を貰えたのは嬉しい。
暦の形をとっているが、日付に意味はないし季節感とも全く関連しない。単に360以上のセリフを並べただけ。だがその中でいくつかでも琴線に触れるならそれで十分。
それだけに、誰が書いたか知らないが、変な解説(?)の文章が余計だ。残念だけどこの点で星ひとつ減点。決して猪木のせいじゃないからね。