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猥談―近代日本の下半身
 
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猥談―近代日本の下半身 [単行本]

赤松 啓介 , 上野 千鶴子 , 大月 隆寛
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,150 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

いつのまにやらタブー視されなくなった「性」の研究。「下半身の民俗学者」赤松氏をはじめ、下半身に一家言を持つ三人が、ここぞとばかりに送る赤裸々な対談。あなたも近代日本の下半身をのぞいてみませんか。〈ソフトカバー〉*

登録情報

  • 単行本: 404ページ
  • 出版社: 現代書館 (1995/05)
  • ISBN-10: 4768466621
  • ISBN-13: 978-4768466629
  • 発売日: 1995/05
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
まずまずだ 2004/3/15
形式:単行本|Amazonが確認した購入
「猥談-近代日本の下半身」という刺激的なタイトルだが、全体としては統一感のない妙な本だ。前半の清談はおよそ対談の体をなしておらず、途中から赤松氏の独壇場となる。これなら、赤松の関連著作を読んだほうがよさそうだ。

 後半は看板に偽りなく文字通り「猥談」である。が、どこか底が浅い気がする。面白いのは、上野が社会学者の視点から統計的・理論的に話を持っていこうとすると、赤松は「そりゃ人によります」てな具合に一般論をやんわりと退ける場面が相当にあって、そのうち上野もつられて自らの性体験を語り始めるたりする。この対談は本来「抱腹絶倒」になるはずのものだがそれが今ひとつだ。上野氏が現代の性風俗についての見解を赤松に求めて、赤松がそれを戦前・戦中の自分の経験に照らし合わせて論評するというような構成のほうがもっと良かったと思う。大月は何のためにいるのかよくわからない。

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2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazonが確認した購入
赤松オジサンの「用学」は官制学の学び舎には馴染まないが、たとえ路傍でも仕事の合間にでも似合うものだ。アカデミックな考証に証拠集め、その整理、仮説もついて論となり、食い扶持にもなる、それとは趣が違う。色、食、財をあからさまに語る、つまり舌の上下である「話」ではなく、吾を言う「語り」が愉しい。語るほうも悦にいっている。これをエスノペタゴジーでいう継承である。ここに赤松氏の一線を極める矜持があるなら「魂」の継承、それを古人は教育といった。

巷間、このような話は不良がするものだった。子供の頃近所の優しいヤクザが刑務所の生活や女遊びの逸話を面白く話していた。きまって後は「悪いことをするなよ」とテレていた.

意外と一生を左右した。馬の気持ちがわかるか・・、と言われればギャンブルには手を出さなかった。
赤松オジサンの語りは懐かしい不良の香りがする。

人間考学ではその他に「魔窟、大観園の解剖」佐藤慎一郎、がある。
肉体的衝撃を回避したり、地位、名誉、財力、学校歴を追い求めると理解の淵にも届かないが、赤松、佐藤両氏も趣は異なるが、今はない身学という己を養う学風がある。

土壇場に用となる真の教養であろう。とくに人の情緒の発生を大切にしている。なぜなら真に頭の良いという事は「直観力」だからだ。
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