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5つ星のうち 5.0
ジョン・ウーの労作, 2011/5/14
レビュー対象商品: 狼/男たちの挽歌・最終章 デジタル・リマスター版 [DVD] (DVD)
ジョン・ウーのファンなら誰しも、香港時代こそウーの黄金期だと信じて疑わないはずだが、本人はかなり不遇だったらしく、ハリウッドに招かれた時「もう二度と帰ってこない」と言ったらしい。
初期の作品「ソルジャー・ドッグス」の時もオクラ入りという酷い目にあった事は知られているが、本作「狼 男たちの挽歌・最終章」もまた、ウーが当初意図していた展開とは違うものになってしまった映画なのだ。
我々ジョン・ウーのファンにとっては、チョウ・ユンファ演じる殺し屋と、彼を追う刑事役のダニー・リーが、敵味方の関係を超えて次第に共鳴しながらクライマックスに向かっていく展開がたまらなく「熱い」のだが、実は当初、サリー・イップ演じるヒロインを巡って「三角関係」になってゆく予定だったらしいのだ。
しかし、サリー・イップが撮影の途中で突然「休暇をとる」とかいって現場を抜けてしまって、当初の予定通りの展開にできなくなり(いくらスターとはいえそんなワガママが通る事も驚きだが)いま我々が知る形になってしまった、というのだ。
ファンとしては何とも複雑な心境になってしまうエピソードだが、こうした「スター神様主義」みたいな事で映画の内容までメチャクチャにされてしまう事が、ジョン・ウーをハリウッドに向かわせた理由のひとつだったのではないだろうか(それでもこの映画の魅力は揺るがない、と思うのだが・・・)。
実は以上の話は、かつてビデオソフト時代に特典でついていたジョン・ウーのインタビューで本人が語っていた事なのだが、なぜかデジタルリマスター版DVDになってからは、一度も収録されてない。ほとんど編集されていない、かなり長いインタビューだった気がするが、どうやら今回も残念ながら収録されていない様子だ(ポニーキャニオン版DVDには入っているのかな!?)
香港映画のソフトは、おしなべて仕様があまり良くない様だが、ソフト会社の方々に「愛」を持って制作して頂きたい、と思う。どこかにインタビューの「素材」がある事は確かなのだから。
ソフトのパッケージデザインに苦言を呈している方もいるようだが、おそらくこの映画の製作状況はかなり酷かったのではないだろうか。「男たちの挽歌」と比べても、そもそもいいスチールが(この映画を的確に表現しているキービジュアル的な写真・・・例えば「男たち〜」では札束で煙草に火をつけるユンファの写真、とか)がほとんど無いように思われる。ビデオソフト時代から「狼」のパッケージデザインはぱっとしない、のである。
そんな訳で、本作はジョン・ウーの映画製作の苦渋を、色々なところに垣間見てしまう作品なのだが、我々ファンとしては、その思いを心の端に留めながら、いま一度鑑賞しようではないか!
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5つ星のうち 1.0
中身もひでぇ~, 2011/5/29
レビュー対象商品: 狼/男たちの挽歌・最終章 デジタル・リマスター版 [DVD] (DVD)
以前出たデジタルリマスターと変わりません。画質は悪い。音は最悪。銃声8、音楽2位の音量レベルで、さらにこもっている。一番最初に出たDVDの、クリアなモノラルで、再発して下さい!! 何度買わせるのですか
5つ星のうち 4.0
ジョン・ウー映画の集大成!, 2012/2/22
レビュー対象商品: 狼/男たちの挽歌・最終章 デジタル・リマスター版 [DVD] (DVD)
自らの過失で女性歌手を失明させてしまった
主人公の殺し屋(ユンファ)と、
彼を追うはみ出し者の刑事(ダニー・リー)の
立場を超えた漢(おとこ)の友情を描いた傑作です!
ユンファお得意の2丁拳銃、飛び交う白い鳩、
絶妙なカメラワークに熱くてたまらないドラマ!
登場人物ひとりひとりが魅力的に描かれており、
最後まで飽きることなく観られます(あっという間の約2時間)
クライマックスで繰り広げられる
教会でのドンパチシーンは、
それまでの作品の銃撃戦を
確実に凌駕しています!
この迫力はハリウッド映画ですら
出せないのではないでしょうか!?
本当ならば星5つにしたいのですが、
さすがに救いの無いラストと
DVD自体の画質がイマイチなため
1つだけ減らさせていただきます。