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狼花  新宿鮫IX (新宿鮫 (9))
 
 

狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9)) [単行本]

大沢 在昌
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

「理想を頭にもたない警察官など、ただの権力者だ。俺たちが何のためにこれだけの権限を与えられているか、一日も忘れてはいけないんだ」理想と現実のはざまで、なお、求めつづける「正義」とは何か? 男の信念と絶望、女の愛と靭さ、国境を越えた個人と国家権力……さまざまな角度から日本を、現代社会を、「われわれ」を、深く鮮烈に描き出す渾身の傑作長編。

内容(「BOOK」データベースより)

地獄を覗かされ、日本を捨てた国際犯罪者・仙田。外国人犯罪を撲滅するため、限界を超えようとするエリート警官・香田。どん底からすべてを手に入れようとする不法滞在の中国人女性・明蘭。自ら退路を断ち突き進む男女の思惑と野望が一気に発火点に到達した時、孤高の刑事・鮫島が選ばざるを得ない「究極の決断」とは?理想と現実、信念と絶望、個人と社会、正義の意味、そしてこの国のありようが、骨太かつスピーディな物語に溶解していく。ターニングポイントとなるシリーズ最大の問題傑作、光文社初のハードカバーで登場。

登録情報

  • 単行本: 557ページ
  • 出版社: 光文社 (2006/9/21)
  • ISBN-10: 4334925189
  • ISBN-13: 978-4334925185
  • 発売日: 2006/9/21
  • 商品の寸法: 20 x 13.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 161,007位 (本のベストセラーを見る)
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 狼花, 2006/10/2
レビュー対象商品: 狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9)) (単行本)
待ってました・・・

けど何となくあれ?あれ?

確かに一気に読んでしまいましたが、ここ数年の彼の書く本に共通しているような気がするのですが、以前のような重苦しさ、やるせなさ、そしてスリル、疾走感が希薄なような気がします。

でもまた彼の新宿鮫新作が読めて嬉しいですけど。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 長いこと待ってよかった……!, 2007/7/23
レビュー対象商品: 狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9)) (単行本)
新宿署のアウトロー刑事鮫島が活躍する「新宿鮫」シリーズ。
ファンにとってはまさに待ってましたの9冊目が本書だ。

何を隠そう、鮫島とは因縁の関係だった仙田とついに決着がつくのだから、本書を読み逃す手はない。今作ではアフリカから入る麻薬と故売マーケットを追うわけだが、その中で犯人側と警察側の人間関係がいりみだれ、個々人の心理状況もあいまって、緊迫した空気が作中常にある。仙田の過去、香田の信念、そしてしたたかに強く生きる呉明蘭。
面白かった。のめり込むようにしていっきに読んでしまった。久々に濃い読書ができた。

今作はシリーズのターニングポイントになったわけだけれども、鮫島があずかる遺書や晶との関係など、気になる複線はまだ残っている。次作がまた何年も先になるかどうかわからないが、楽しみに待つことにしようと思う。
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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 さすが。。。, 2006/10/4
レビュー対象商品: 狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9)) (単行本)
待望の5年ぶり新宿鮫シリーズでありなが、ネット上はで賛否両論の作品のよう。自分としては、久々に密度濃い時間を堪能できた作品であった。確かに中国人女性の明蘭がどんなに魅力的な女性なのかといった疑問もあろう。及びシリーズの重要人物であった香田、仙田といった登場人物が本作で、不満足な形で終局を迎えたと思う読者も多かろう。しかし単純に、本シリーズは新宿を舞台に、時節々の経済、犯罪問題をテーマに、魅力的な主人公である鮫島、及びその脇役たちが飛び回り、駆け回り、そして登場人物の巧みな「会話/話術」が読者を引きつけることが、ここまで人気がある要因と思う。そういった点で、故売買市場扱った人間達、警察組織と暴力団の巧みな駆け引き、そして明快な文章、話術がとても魅力的であった。
とくに本作では、仙田の存在が、主人公である新宿鮫を食ってしまうようなインパクトを自分は感じたし、前作「風化水脈」では肩透かしをくったが、ここ4,5作では最高の出来であると思う。
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