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狼花―新宿鮫〈9〉 (光文社文庫)
 
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狼花―新宿鮫〈9〉 (光文社文庫) [文庫]

大沢 在昌
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

大麻所持で逮捕されたナイジェリア人の取調べにあたった鮫島は麻薬ルートの捜査に乗り出し、盗品を専門に売買する「泥棒市場」の存在を突き止める。この組織の背後には鮫島の宿敵、仙田がいた。一方、鮫島と同期でキャリアの香田は新設の組織犯罪対策部の理事官へ異動。香田は外国人組織の撲滅のため暴力団と手を組むことを画策していた。シリーズ最大の問題作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大沢 在昌
1956年名古屋市生まれ。’79年「感傷の街角」で第一回小説推理新人賞を受賞して文壇にデビュー。’90年発表の『新宿鮫』は第12回吉川英治文学新人賞と第44回日本推理作家協会賞長篇部門を受賞、「眠らない街新宿鮫」のタイトルで’93年映画化された。「新宿鮫」シリーズは爆発的な人気を博し、’94年のシリーズ第四作『無間人形』は第110回直木賞を受賞した。他にも数多くの著作があり2004年には『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 624ページ
  • 出版社: 光文社 (2010/1/13)
  • ISBN-10: 4334747086
  • ISBN-13: 978-4334747084
  • 発売日: 2010/1/13
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 大沢在昌の進化, 2010/1/31
レビュー対象商品: 狼花―新宿鮫〈9〉 (光文社文庫) (文庫)
第25回日本冒険小説大賞受賞作。

単行本やノベルス判でのこの作品に関しては、賛否両論入り乱れている。
それだけ、このシリーズが愛されており、読み手がいろんな人に感情移入している証拠だろう。

私は、この「狼花」に大沢在昌の進化を見る。
確かに、「シリーズに一区切りつけたい」という思いありきという点が出発点であるように思えるが、
このシリーズが始まった頃からの日本の犯罪事情の変化を考えると、致し方ないと思う。
今度はどう衣替えして登場するのか楽しみである。
さて、進化についてであるが、
大沢在昌は、いろんな登場人物に自分の思いを語らせることが多く、
私は、彼の思いに共感することが多いのだが、
その思いがどんどん進化しているように思うのだ。
それが高じての、「シリーズを一区切りつけたい」ということになったということだろう。
それには、仙田と香田をはずすことはできない。
彼らに落とし前をつけずして、このシリーズは区切りがつかない。
そういうことだろう。
この本自体は、結末が性急過ぎるというレビューが多いようで、私もそれには同意するところがある。
ただ、作品自体のプロットはしっかりしているし、冒険小説協会大賞に恥じるものではないと思う。
やっぱり、小説は読んで面白いものでなくっちゃ。

私自身は、「新宿鮫」デビューが遅かったので、
かなり冷静に、距離を置いて作品自体を楽しめている。
鮫島にスーパーヒーロー的のものを求めず、人間くささを楽しんでいる。
そういうスタンスで読んで、面白いのだから、やっぱり面白いのである。

なにはともあれ、読んで見ることをおすすめする。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 惜しい作品です。, 2010/7/7
レビュー対象商品: 狼花―新宿鮫〈9〉 (光文社文庫) (文庫)
数年ぶりに再読してみました。
香田警視正、仙田との対決を中心に描かれており、
最後まで一気に読ませる迫力のある展開が非常に面白い。
また、多様化する外国人犯罪の抑止を背景にした現代の闇を鋭く表現出来ています。

しかし・・・
新宿鮫シリーズには、倫理感やその生き様が魅力的な女性が数多く登場していますが、
本作の明蘭は作品の進行上、非常に邪魔に感じてしまいます。
まるで勘違いでもしているかのような、彼女視点の描写は読むに耐えません。

ある事件をきっかけに公安を離れ、鮫島と真っ正面から対決する香田警視正。
本作は、そんな香田警視正からの視点を中心に仙田を絡め、スピンオフ的に進めても面白かったかもしれません。
旧来の新宿鮫ファンにとっては評価が二分している作品。
未読の方は1作目、炎蛹、氷舞、風化水脈あたりを読んでおくと更に楽しめます。
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5つ星のうち 4.0 第9作目は新宿鮫らしい作品, 2012/1/10
レビュー対象商品: 狼花―新宿鮫〈9〉 (光文社文庫) (文庫)
シリーズ過去作に登場したことのある 仙田=ロベルト村上 が再登場。彼の過去が明らかになる。
前作の「風化水脈」には真壁が登場したし、シリーズ物を読んでいると、こういう再登場は楽しみの
一つではある。

中国から来た女、ヤクザ、外国人犯罪、麻薬とどこかで見たことのあるような展開ではあるが、
新宿鮫らしいと言えばらしい作品だ。なんだかんだといって最後まで退屈することはなく読むことが
出来た。
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