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狼と駈ける女たち―「野性の女」元型の神話と物語
 
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狼と駈ける女たち―「野性の女」元型の神話と物語 (単行本)

クラリッサ・ピンコラ エステス (著), Clarissa Pinkola Est´es (原著), 原 真佐子 (翻訳), 植松 みどり (翻訳)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

物語は薬です。失われた心の衝動を再生させ、修復する治療法が物語には含まれています。物語は興奮を、悲しみを、問いを、憧れを、理解を、そして野性を呼びさまします―。ユング派の精神分析医である著者が、女性たちの治療に用い、驚異の効果を得た神話と民話を集めて語り解く、新鮮な癒しの書。


内容(「MARC」データベースより)

物語は興奮を、悲しみを、問いを、憧れを、理解を、そして野生を呼びさます。精神分析医である著者が、女性たちの治療に用い、効果を得た神話と民話を集めて語り解く、新鮮な癒しの書。

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5つ星のうち 5.0 「必読」にふさわしい大著。, 2004/3/5
本書は現在入手困難ですが、ぜひもっと流通するようになってほしいものです。

伝承物語の伝統を受けつぐハンガリー移民の養父母のもと、五大湖近くの大自然の中で、著者は育ちました。現在、物語の語り部、詩人、ユング派精神分析家として活躍。臨床心理学、異文化間研究の専門家でもあります。

狼と女たちの置かれた状況、その本来の性質は酷似していると著者は言います。やせ細ってしまった野生を、本来の姿にもどして生きることで、生があるべき形で輝き出す。女たちに向かって呼びかけられていますが、男も含めた人間全体に通じることでしょう。

全16章。20年以上をかけて書きこまれた、たいへんに濃い内容です。くりかえし読まれ、人から人へ(特に母から娘へ)伝えられるべき本にちがいありません。

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 一番大事なお気に入りの本です, 2003/11/17
 女性が生きていく上での必要な知恵がすべて網羅された、何度読んでも新たな発見のある、このすばらしい本がどうして日本ではあまり売れなかったんでしょう...高くて分厚く難しいから?物語の部分だけでも栄養になります。  
私は枕元において聖書のように、開いたとこを読んでます。

アメリカでは発売当初大きな反響を呼び、ニューヨークタイムズブックレビューのベストセラーリストの上位に80週以上載り続けたそうです。 

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 < 失われた生へのパワーを取り戻すために >, 2005/5/29
 離婚という選択を数多くの女たちがせざるを得なかったという現実においてその理由は各々あろうことだろう。結婚というシステムに組み込まれてからそれほど日を経ない場合もあれば、何十年という時を耐えて後…ということも在る。
 多くの場合、女たちは実に耐える。男や、男の身内などの間から生まれる理不尽も怒りも結構わが身のうちに押し据えて、日々を生きるということに力を尽くしている。そうしているうちに消耗していくのを、命が削られていくのを本人たちは気付かない。身動きできなくなったときに初めて自分の生が失われているのを実感するのだ。
 しかし、“実感”できた時はもう遅い。彼女の場合、極度のストレスからくるダメージで、精神は深く傷つき体重は健康時から25キロも落ち、実際、生死の境をさ迷った。果たして彼女は生還できたのだろうか? 
 彼女には、自らエンパワーメントを模索している妹がいた。妹は彼女に一冊の本を贈った。それがこの本、『狼と駈ける女たち』である。<ユング派の分析家、またカタンドーラつまり語り部として長く仕事をするうちに、女の溌剌とした生命力は女性の地下の世界の遺蹟を大々的に掘り起こす、「心理的考古学」発掘という作業によって回復できる、ということを私は知りました。この方法によって、自然的本能的な魂の在りようを復元し、それを「野生の女」原型に擬人化することで女の内奥の本性を生きる方法や手段を見きわめることができるのです。現代の女性はいわば鈍磨した活動そのものです。女性は全ての人にとってすべてである事を強制されています。古い知恵はとっくに廃れていまいました。>どうして廃れてしまったのでしょう? 序文にはまたこのようにも記されています。<健康な狼と健康な人間の女性はある種の心的な特徴を共有しています。鋭い感覚、戯れ心、それに高度な献身性です。狼と女はその本性、好奇心、大変な忍耐力と強さをそなえている、という点で関係が深いのです。ともに鋭い直観力があり、子供や連れ合い群れに対する深い思いやりがあります。常に変化しつづける状況に適応するのがうまく、きわめて頑強で、とても勇敢です。> それなのに、誤解され略奪されて傷ついてきた狼、そして女。
 いつのまにか乾ききって、疲れ、脆くなって落ち込んで混乱して… 押しつぶされて、息ができなくなって。でも、事実をかぎ出し、再生の本性に立ち向かい、自分の群れを見つけ、そして、傷ついた本能を癒すことによって自らの生を取り戻す術がここにあった。彼女はぎりぎりの所で生き延びることができた。
 男と別れること、子供を取り戻すこと、色々と苦難はあるだろうが本来の生を取り戻しさえすれば、“女”にはきっと全てを乗り越えられる力をてにしているだろう。いま命を失いかけている全ての女性に読んで欲しい一冊である。
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