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狼と香辛料〈9〉対立の町(下) (電撃文庫)
 
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狼と香辛料〈9〉対立の町(下) (電撃文庫) [文庫]

支倉 凍砂 , 文倉 十
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

土地を巡って北と南が対立する町ケルーベに、伝説の海獣イッカクが陸揚げされる。町の力関係をひっくり返しかねない価値を持ったイッカクの登場で、ケルーベは俄かに騒がしくなる。『狼の骨』の情報を集めるロレンスたちも、不穏な空気を感じていた。そんな中、イッカクの横取りを狙う女商人エーブは、ローエン商業組合を抜けて自分のところへ来るようロレンスを誘う。狼狽するロレンスのもとには、さらにローエン商業組合からも協力要請の手紙が送られてきて…!?ロレンスの出した答えとは?その時ホロは?『対立の町』編いよいよ完結。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

支倉 凍砂
1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 307ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2008/9/10)
  • ISBN-10: 404867210X
  • ISBN-13: 978-4048672108
  • 発売日: 2008/9/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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41 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By YKS トップ500レビュアー
形式:文庫
はい、ありません。
大変魅力的な人物なので非常に口惜しく遺憾な事ですが…。

・はじめに概要から
初の上下巻構成となったケルーベ編の下巻。
前回、所属組合とエーブの双方から取引の協力を持ちかけられ板挟みとなったロレンス。
巨大な権謀術数の前では一人の人間など路傍の石ころにも等しく、ひと度踏み入れば後は飲み込まれるのみ。
そうなる前に危険な綱渡りをせず、ケルーベから逃げ出すという選択肢もあるが…。
シリーズ最高傑作。

といったわけで待望の下巻ですが、まず一言。
支倉ヤベェ…(呼び捨てすみません)。
伏線活用のスペシャリスト!
よもやあの一件が事クライマックスに至って核心に刺さってくるとは…。
驚愕よりも驚嘆、素晴らしい書き手です。

さて、今回は渦中の中心人物とは対極的な歯車のひとつでしかない立場を求められたにも関わらず、かつてないほど大変なロレンス。
一人だったらすり潰される前に逃げていた。
けれど彼は一人ではなく…。
そうして彼は逃げずに飛び込む事を選ぶわけですが、果たしてエーブにつくのか組合につくのか。それとも…?
ここがケルーベ編の一番の魅力かも知れません。

これまではロレンスが窮地に陥り、彼が最終的に助かれば良いという話でしたので、過程をどう辿っても結末は事前に知れたもの。
しかしケルーベでの話はロレンスだけが、という程単純な事態ではありません。
ロレンスはエーブを助け組合も裏切らない、そんな道があるのか模索し、手探りで進まなければならない。
そしてこのまま行けば両者が両立すると思えるも、そう巧くはいかず予期せぬ事態が降りかかり…。
やはりどちらかを切らねばならないのか。
いや、それ以前にどちらも切らなければならないのか?
というわけで今回は道筋はおろかゴールラインもおぼろげ。
そのためこれまでにはない面白さがあり、興奮を覚えます。

また、二人旅ではなくなった事で当初は反対意見もあったかと思われるコルが前回にも増してその重要性を感じさせてくれます。
さらにこれまで最後にはホロの力を頼る事で何とかすることの多かったロレンスが、ホロは精神的な支えとするに留めほぼ独力で解決に漕ぎ着けた事も一目に値します。
(8巻あとがきで次回はロレンスがかっこいい、とおっしゃっていたのはこの事ですね)
そして何より一時は大分ラブコメに偏重していた観のあるこの作品が、本来一番のウリとし肝としてる物語の魅力を取り戻した気がしてならないのがたまらない。
いやー、本当に面白かったです。
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11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
第5巻で、一旦は近づいたホロの故郷から敢えて遠い街への行商に出るとロレンスとホロが決めたことは、商業的成功を受けてのシリーズ延長であると思われても仕方がない状態であった。
ここで著者は、その状況下でどうやって間延びせず、ご都合主義に陥らずに物語を進めていくかという試練を抱え込んだと思う。実際、第6巻では、5巻が盛り上がりすぎたせいもあるが、やはりテンションの低下は否めないと感じた。
しかし、本巻では見事にその課題をクリアして見せた、と思う。

その理由は、
まずは、本巻ではホロは完全に脇に回り、しばらく続いた恋愛のメインの話は中断。
初期のように、商売の話を前面に出して、萌え要素で売っていこうという安易な道に走らなかったこと。
次に、エーブというキャラをより魅力的に描き、今後もロレンスとホロの関係をかき回すであろう(?)存在として確立したこと。
悪女エーブを、不幸な境遇で歪んでしまったけど根は寂しがり屋の優しい女性、なんて分かり易いキャラにせず、そういう一面と共に、いつ裏切るかも知れぬ守銭奴の一面をも確かに同居させた人物として描いたのは大成功ではないだろうか。
そして、そんなエーブは男性としてのロレンスに興味を持ち、ロレンスも、ホロという存在がありながら、才と胆力に溢れるエーブにどこか惹かれてしまう・・・この辺りの男女の機微は、これまでの本作ではなかった展開が期待できそうである。
そして、私が今後のストーリー展開の足枷になるのではと何より危惧していた、コルという新しい旅の仲間を加えたことについて、説得力がある理由が示されたこと。
本巻ではホロがまったくの同情や気紛れから言い出したわけではなく、自分とロレンスの関係をいつまでも新鮮なものであり続けさせたい願った面もあること、ロレンスもそれに気付いていることが明らかにされた点は高く評価できる。
この先コルが最後まで旅を共にするか、途中で卒業していくのかは分からないが、この設定があれば、コルについても後味が良いストーリーが期待できそうである。

売れた作品が安易に萌え要素に偏った内容になっていくことはしばしば見られるが、
本作者はとりあえず、大きな難関をクリアしたといえるのではないか。
今後も読み続けたいと思わせるに十分なクオリティだと思う。
一旦遠ざかった方、再読はいかがですか^^?
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:文庫
8巻からの物語の完結編の9巻。
今回はロレンスとエーブを中心に物語が進みます。
エーブの商人としての才能を羨ましく思うロレンス。
ロレンスの商人としてではなくその人間性に惹かれて行くエーブ。
エーブを嫌ってはいるが評価し、ロレンスを見守るホロ。
商業の話も絡んでなかなかの出来に仕上がっています。

裏切り裏切られの中で生きてきたエーブのラストでの行動、いい感じです。
ホロもそれくらいの雄でなければ惚れる甲斐もないとおもっているのでは?
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すばらしい!
 良かった。すごく良かった。
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投稿日: 2008/9/13 投稿者: くろう
ロレンスかっこいい(笑)
前巻で「次回はロレンスがかっこいい」宣言がありましたが、実際にそこそこかっこよかったと思います(ただし冒頭付近除く)... 続きを読む
投稿日: 2008/9/12 投稿者: くろおに
ラストシーン
最後のシーン、1度目は良くわからず・・・・読み直し
2度目はもしかして、と思い・・・・読み直し
3度目はニヤニヤしてしまいましたw... 続きを読む
投稿日: 2008/9/12 投稿者: Tiny
ぬしが他の雌の前で格好をつける姿を見たくあり
んせん。。。。

この夏は狼と香辛料を読んだのが最大の思い出で Tから \まで紆余曲折あるけど〜やっぱホロはかわいいと思いました。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/12 投稿者: 和製ろれんす
こんな難しかったっけ???
ラノベに嵌った切っ掛けの作品の久々の続編と言うことで、ほんと久々に読んでみましたが、なんか難しすぎる・・・。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/10 投稿者: keithviper
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