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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
コルがかわいすぎて困る新展開,
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レビュー対象商品: 狼と香辛料〈6〉 (電撃文庫) (文庫)
序幕を読み始めたら「おおっ」と声に出しそうになり驚いてしまいました。2〜5巻までの出だしでは、前回の終わりから時間が経過した段階から静かな荷馬車の旅で話が再開していたものが、この6巻の始まりは5巻の終了直後からそのまま慌ただしく試合続行しています。 しかも町は暴動で混乱状態、まるでお馴染みのクライマックスの部分です。 しかし5巻までとは対照的に、この巻では冒険や危機打開要素がありません。 あるものといえば比較的穏やかな船旅、痴話喧嘩、北の伝承、教会の噂、そして新たなお供です。 いつものような逆転活劇や大儲けはないものの、地味な面白さについてはいつもどおり(いつも以上かも)なので、たまには荒波立たないのも良いかと思います。 前者を期待した読者には退屈だったかもしれませんが、1巻からじっくり読み直すと今回の分も十分楽しめるのではないかと。 毎回思うことです。この小説はファンタジーに分類されますが、主人公はよくある戦士や勇者などではなく一介の商人なので、それらのような派手な戦いなどは行わないものです。 大事なのは災難や好機をのらりくらりとかわし、いかに角を立てず得するか。 しかし地味な話のようで毎度の“怖い話”が面白さを引き立ててくれます。 教会権力、商売の落とし穴、罠、誤解、裏切り、名誉の失墜、閉鎖社会の闇など、妙にリアリティがあります。 教会には散々痛い目に合わされてきて、今まではうまく隠れてやり過ごさざるを得ませんでしたが、今回の話から、ホロの誇りのために真っ向対立する可能性が出てきます。 次回に悪い予感を持たずにはいられません。そういう意味でこの巻は大きな前フリです。ロレンスとホロの長旅の顛末が不安になってきたところなので、ここで軌道修正は願ってもありません。
30 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この物語に何を求めるのか?によって評価は異なる,
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レビュー対象商品: 狼と香辛料〈6〉 (電撃文庫) (文庫)
何をこの物語に求めるのか?によって評価は異なるのかな?と思います。私の場合、ロレンスの思考の流れを見ているのが好きなので、 物語の展開はあまり重要視していません。そのため、この評価です。 ロレンスが仮説をたて、検証し、さらに仮説を立てる流れが面白く感じます。 この巻では殆どが仮説で進んでいきますが、前の巻などで足で事実を確認し 検証していくさまは見習う点が多く感じられました。 この巻ではあまり思考が深く展開されていませんので少し残念でしたが、 それでも一人称の語り口の小説では一般本も含めても秀逸な部類ではないでしょうか? しかし、商人としての物語、狼と人間の恋愛物語としてみる場合は、この本は優秀とは いえないと思います。 他の方が評価されているように繋ぎの物語に過ぎません。 結局、何を求めるか?ですね。
5つ星のうち 4.0
ホロの心境そのものが伏線,
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レビュー対象商品: 狼と香辛料〈6〉 (電撃文庫) (文庫)
前巻の直後から引き続き微妙な雰囲気をまとったままの滑り出しでしたが、今回はその微妙な部分を解決するための話に丸々1巻費やされています。主人公ロレンスの1人称形式なのでその内容は主人公および読者に対してホロがどのように考えているかという思考そのものが伏線となり、実際ロレンス同レベルでしか考えられない私は回答が示されるまで分かりませんでした。大きな商いはありませんでしたが時間が経つのを忘れて読めました。持ち越しのクイズもありますので次巻も楽しみです。
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