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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
凄腕商人の誕生物語,
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レビュー対象商品: 狼と香辛料〈11〉Side Colors2 (電撃文庫) (文庫)
短編二本と中編一本の構成。短編二本の方はロレンスとホロのさや当てが主な内容で、二人のほのぼのとした雰囲気が味わえる。あわせて、植民者の村での出来事は時代観や風俗などを伝えていて、物語世界を深める役割も果たしているように思う。中編は、エーブ・ボラン誕生の物語。本編では凄腕の商人として登場した彼女だが、没落貴族から商人としての覚悟を決めるまでの出来事が描かれている。貴族という背景もあり、ロレンスの様な一般人とはかなり違う恵まれた修業時代だけれど、そこから一転した先で得る覚悟の深みも違う。彼女の抱える闇の部分を垣間見た気がするし、ロレンスとホロに出会った時にエーブは何を感じたのだろうか、とも考えさせられた。
18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ホロ(激甘仕様)とエーブに萌える巻です。,
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レビュー対象商品: 狼と香辛料〈11〉Side Colors2 (電撃文庫) (文庫)
既に発表された短編2本に、書き下ろし中編1本 で構成されています。 このシリーズは、経済とロレンスとホロのかけあいが魅力です。短編は、ロレンスとホロとのかけあいがよくでたものになっています。 ・短編1 狼と黄金色の約束 4巻と5巻の間のエピソードです。 5巻でホロはロレンスとの旅が楽しすぎると嘆息するわけですが、その楽しさの一端をかいまみれる短編になっています。 ・短編2 狼と若草色の寄り道 1巻から5巻の間のどこかのエピソードですが、私の判断としては、3巻から4巻の間っぽいかなと思います。 ロレンスの鈍さっぷりとそれにため息をつきつつも、愛情を感じるホロの甘酸っぱさを感じる短編になっています。 この短編を読む前に、7巻の短編、「狼と琥珀色の憂鬱」を読んで、ホロの心象を想像しながら読むと味わい深いです。 ・書き下ろし中編 エーブ・ボランの話です。 「いかにして世間知らずの淑女は守銭奴の狼となりしか」という話です。 これを読んだら、5巻で出てきたエーブは、どのような辛酸をなめてきたのか、思いを馳せると、ちょっとかわいそうになります。 狼と香辛料は、大きく言って5巻、10巻がターニングポイントになっています。 12巻から始まるであろう新展開へ向けた、小休止の巻であるとともに、既刊を読み返すのにいいきっかけとなる良い短編・中編集です。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
感情移入してしまう,
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レビュー対象商品: 狼と香辛料〈11〉Side Colors2 (電撃文庫) (文庫)
全体を通して面白いですが、特にエーブが商人の道を歩んでいく話が面白い。本編ではエーブは狡猾、貪欲、大胆といった男前な印象を受けますが、 こちらのお話ではエーブがまだ貴族の生活から抜けきっていなく、 商いという慣れない場でアタフタする場面にはかわいらしささえ感じます。 まだ人を信じる、という事に疑いがなかった頃。 そんな彼女がどうして今のように人を騙し、裏切り、ひたすらに利益のみを追求すること となったのか。商人という人間が如何にずる賢いか。 そしてその商人達の世界に入った彼女がどうなったのか。 そういった、エーブ=ボランという人間が誕生する少し暗いお話です。 対して、ロレンスとホロの短編は甘いです。相変わらず、二人の言葉遊びやらは読んでいて 楽しいですね。
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