ケルーベでのイッカク騒動後狼の骨を求めてウィンフィールへ向かうロレンス一行。そこで知らされる教会と巨大な商業同盟、そして国王の対立。その中にあって、教会が持つという狼の骨をどうやって手に入れるか。それが今巻の事件です。某探偵漫画並に行くところ事件が舞い込むようです。でもロレンスはそれが楽しい様子。だって、そういう生活なら決して“飽きることはない”から。
さて、もう一方の主ですが、これはもう“故郷”でしょう。ウィンフィールでホロが出会う二人。故郷を創る者、そして故郷を守る者。彼らに接し、故郷を求める者たるホロは何を感じ何を思うのか。それは読まないと(読んでも?!)わかりません。
ロレンスとホロの“じゃれあい”も健在で嬉しいばかり。読み始めると、次は?次は?と子供が物語をせがむように手が頁を捲っていきます。
最後の最後にちょっとした(あるいはどでかい)スパイスもあり続きが気になってなりません。