ページをめくると文倉十氏の美しいイラストと共に
そのイラストの繋がりが物語の流れを呼び覚まし
一つの絵巻のように
ホロとのこれまでのすばらしい旅の情景が脳裏に浮かんできます。
そう、この絵巻をめくっていくとホロとの旅を振り返っている
ロレンスのような気持ちになってくるのです。
老いたロレンスとその傍らで優しく寄り添うホロが
「あの時はああじゃったな、ぬしのあのときの間抜けな顔といったら・・・。」
なんてことを言い合いながら、絵巻を見て過去の旅を振り返り語らう
そんな幸せだけどちょっぴり切ない情景が脳裏に浮かびます。
トドメはホロとロレンスのキスシーンページの後に
書かれたオリジナル書き下ろしの短編 狼と虹色の音楽に
目頭が熱くなります。
狼と香辛料・・・ホロとの素晴らしい旅を生涯の思い出として留めておきたいのなら
あなたもこの画集を手に取ることをお奨めします。