僕がアル・パチーノのファンになる大きなきっかけになった作品。大きなストーリーの展開がほとんどなく、そのほとんどが同じ場所で繰り広げられるストーリーでありながら、観る者を全く飽きさせません。まさに制作者陣と役者陣の努力の結晶という感じがしますが、やはり主役のパチーノの素晴らしさが光ります。全ての感情表現、アクション、表情に至るまで、その絶妙なさじ加減は天才としか言いようがありません。こういう映画を見せられると、やっぱり日本はまだまだ敵わないのかな、と思わされます。話は実話に基づいているようです。真夏の話でありながら撮影は冬だったために工夫したいろん苦労話や、じつはアドリブがうんぬん等の逸話は、見終わってから調べてみると楽しいとおもいます。ゆっくり、どっぷりと浸かって、じっくり味わうべき秀作だとおもいます。これから見てみようという人のために、ストーリー等に関しては触れません。邦題はちょっとどうかと思いますが、直感でこういうの好きだなという方、パチーノが好きな方はぜひ。ちなみに僕にとっては永久保存に値するので、ブルーレイ確保です。びっくりするほどの画質の向上は今のところ感じませんが、僅かでも良くなっていれば僕的にはOK,です。