この本を買ったあと、同じ著者の『Visual Studio 2005 でいってみようASP.NET2.0編』を買いました。
『独習』は入門書としては大部で、その分記述も丁寧ですし、『いってみよう』には含まれない
知識も網羅しています。時間をかけてじっくり勉強したいという読者には、積み上げ式の本書は
読みやすく、オススメできます。
ただ、実際のアプリケーション開発の現場で、ひとつひとつの要素をどのように組み合わせれば
よいかというレベルの知識(実践編?)は他の書籍で補う必要があります。
私見では、入門書という意味では、『いってみよう』のほうがより実践的な教科書としてオススメです。
入門レベルでは、まず細かい知識よりも、技術の全体像を把握することが大切と思いますが、
『独習』は、その点、やや親切すぎて、まったくの初心者には、全体像がとらえにくいと感じます。
『いってみよう』の後半は、簡潔ながらDBアクセスのクラス群を含めた応用的な内容が含まれます。
この本を買うなら、まず『いってみよう』で骨格をつかみ、『独習』で肉付けをするという読み方が
効率的でしょう。そうすれば枝葉末節にとらわれずに読み進められるからです。