タイトルの通り、ASP.NETを独習できる書籍である。
初心者が段階的に学べる構成となっているが、
中級者、上級者にとっても読み応えのある内容になっている。
サーバーコントロールの使い方で困った場合は、
インターネットで検索して、サンプル通り記述すれば解決することが多いが、
それ以外のトラブルシューティングを行う場合には、
ASP.NETの基本を理解していないと解決できないことが多い。
この本では、ASP.NETの基礎技術と仕組みがわかりやすく整理されている。
例えば以下のような内容である。
・Pageクラスの挙動とイベント発生
・Requestクラス、Responseクラスの責務とプロパティ
・ViewState、Session、Cache、Applicationの使い分け
また、アーキテクトが読む本としては、
・Visual Studio 2005によるWebアプリケーション構築技法
・Webアプリケーション開発技術大全〈Vol.3〉ASP.NET応用編
の2冊がおすすめであるが、残念ながら、出版から5年を過ぎており、
.NET3.5と.NET4.0開発においては古いという不安を感じる。
その際に、改訂を繰り返して、ASP.NET4.0にまで対応している
当書を読むことで、ASP.NETの現状を正確に把握できる。
分厚い本ではあるが読みやすいので、リファレンス的に使うと良いと思う。
(VB.NETとC#のサンプルコードもダウンロードできる。)