命令ごとに、説明、プログラム例、必要な場合は図を用いた解説
という構成でシンプルに記述されています。
難しい話はすっとばして、簡単な部分だけ練習しましょう、
という感覚で読むには最適の書籍です。
概してシンプルな内容なのですが、難しい部分や必要な部分で解説が
足りないことがあり、わかりやすいともわかりにくいとも言えないです。
例えば、パイプライン、スーパースカラなどの高速化の話、
マイクロオペレーションの話、メモリアドレッシングの話、
x86系CPUが引きずってきた互換性の問題に起因する不自然な仕様の話
のようなものは一切無く、アセンブラの書き方に特化しています。
アセンブラを一通り勉強して理解した部分を初心者用の本にした、
というような印象を持ってしまいました。
アセンブラ初心者が最初に読むには良いかもしれませんが、
この本を理解してアセンブラを理解した気になってしまう
読者がいそうで恐いです。
より本格的な解説書にステップアップすることをお勧めします。