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最も参考になったカスタマーレビュー
21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
残酷さの限界への挑戦,
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レビュー対象商品: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) (文庫)
一言で言えば「悪趣味」ということになる。「このミステリーがすごい!」2007年度第一位を獲得した、平山夢明による短篇集である。この作品がミステリーかどうかは疑問が残るものの、挑戦的な意欲作であることは間違いない。個人的には最終話の「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」が断トツであった。 MCという強迫神経症の男性と、ココという人生に絶望した醜い女性。椅子に縛り付けられた後者に、前者が手術用具を使ってありとあらゆる拷問(というより生きたままの解剖)を容赦なく繰り広げる。目的はない。強いて言えば人生に絶望しているココに、苦痛から逃れたいという希望を与えることだろうか。MCは解剖学用語を駆使して自分の行為を逐一ココに解説し、脇役である「溶けた時計のような頭の男」がその残酷さを読者に代わって訴え、その言葉が行為の異常性を改めて強調する効果を生み出している。だがココは最後まで拷問(解剖)を拒絶しない。叫び声を上げない。「指は切断されるよりも折られる方が痛いわ」などと言って、むしろ苦痛を味わっているかのようである。男女の言葉だけに耳を傾けるのであれば、これは死にいたるセックスにほかならず、交わされている会話の調子と物理的な行為とのギャップが、その残虐さをかえって際立たせている。 読み終わったときの後味の悪さ。しかしそれこそが本作の魅力なのだろう。言葉はどこまで人間を残酷にできるか。その難問に挑戦したかのような、悪魔的で救いのない、読者を選ぶ作品集である。幸せなままでいたければ読まないほうがいい。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
知らぬが仏だった。,
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レビュー対象商品: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) (文庫)
気持ちが悪い。ミステリーではない。 そこにあるのは私たちが日常で使っている 漢字、平仮名、カタカナ、英語、数字、なのにどうしてこんな気持ちにさせられてしまうのか。 それなのに、読み出してしまったら中止させてくれない。 何かよく分からないが凄い本。 この読後感、どうすればいいのか。 カバー内側に印刷されている穏やかな作者の写真を呪う。
19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ちょっと期待しすぎたかな…,
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レビュー対象商品: 独白するユニバーサル横メルカトル (単行本)
帯のヨイショコメントや、ファンの方の絶賛ほどにはいいとは思えませんでした。 8本入っている中では、後半の3本はなかなかの出来でした。中盤あたり までは、既視感しかないような安手のSFのイメージだったのですが。 実験的にいろんな文体に挑戦しているあたりも楽しめるし、最後の作品が なかなか強烈なので、読後直後にはインパクトが残りますが、それでも これ以上の世界を創造しうる小説はいくらでもあります。 個人的には、絶望と生理的な嫌悪感に満ちた最後の作品はかなり好みです。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
HUNTER×HUNTER作者のお気に入り!63
らしいです!まぁなんか似てる部分ありますな!ドキッとさせる部分が特に。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: あなた
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