これはプラトニックな話だと思う。
こういうレーベルなのだから、当然そういうつもりで読んでいたにも関わらず、二人の友情部分に感情移入してしまって、キスして恋愛になった瞬間にひどい裏切りを感じた。お前達の深い絆はそんな安いもんだったのか、と。
BL小説でこんな風に思うのは初めてのことだぞ。
というのも、この話にはやらしい描写は少ない。最後にちょろっとだけ。
その分、人物の描写がかなり丁寧で真に迫っている。繊細な心の機微を無視できない。だから、これはプラトニック小説だと思う。(エロを求めるならお薦めできない)
…よく考えると、奴らの友情と恋愛感情がうまく噛み合っていなかっただけのような気もする。