全体を通して言葉の使い方が曖昧で、あたり前のことをくだくだ書いている。
はっきりいって著者の思考が浅いのだと思う。狩猟型も哲学も言葉だけである。
インタビューというのは社会学における調査法の一つであるということを著者は
知らないのではないかと思う。5章はインタビューではなくて単なる雑談レベルである。
せっかくその道の人と話ができているのだから、聞くほうはもっと準備して、プロジェクト
がどんなものであったかつっこんで聞き出してほしい。
「思い出に残るプロジェクトの話からお伺いできますか。」
「お仕事の内容についてお話いただけますか。」
という出だしの「インタビュー」になってしまっているので、話も散漫だし、表面的な内容
にとどまっている。ところどころ著者の先入観がはいってしまって誘導的になっているところ
も散見される。
仕事というものがどういうものか全く想像がつかないという学生か新入社員なら、息抜き程度
に立ち読みしてもよいかもしれない。