服部さんの著書は「サバイバル登山家」から本書まで読み
またネットで彼の講演などを文章で読んだりしたが
結局は「デルスウ・ウザーラにあこがれてちょっとやってみた」
という印象で、都会に住み、文章で生計を立てている時点で
あくまでも趣味としてのサバイバルなのでは?
つまり「サバイバル的体験」だと思う。
服部さんがデルスウにもマタギにもなれないのは
その必要がないからじゃないでしょうか。
鹿を狩らなくても生きていける人にとっての狩猟は
サバイバルのためではなくて、やはり趣味でしょう。
聞くところによると服部さん自身、ライフルを使うことに対して
矛盾を感じているそうな。
ああした不器用な男が嫌いでない私は
彼にはぜひ田舎に移住して、そこに住む人たちや集落の中で
山におけるスキルを生かしてほしいと思う。
しかし批判や酷評されることを知りながらも
実際に行動してみるところは評価していいと思う。
ということで★3つ。
ただし、住んでいる人に迷惑をかけるのはいけません。
山の集落に住む者として読者に言いたいのは
服部さんの著書を読んで安易にマネをしないでほしいということ。
どこの山にでもそこに住んでいる者にしかわからない
暗黙のルールというものがあります。
それに山火事でも起こされたら大変なのですから。