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狐闇 (講談社文庫)
 
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狐闇 (講談社文庫) [文庫]

北森 鴻
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「魔鏡」……か。
幻のコレクションを巡り、暗躍する古美術商たち。贋作作りの疑いをかけられ、苦境に立つ旗師・陶子。1枚の鏡に隠された謎。

「眼が開きやがったか」芦辺が無造作にいった。
「……眼……ですか」
「やれ古陶が専門だとか、浮世絵なら誰にも目利きは負けねえだとか、くちばしの青い連中が囀(さえず)っちゃあいるが、そんなものは正真の目利きでもなんでもねえ。この世界で本当に適用するのは、良い物と悪い物を見極める眼、ただそれ1つッきりしかねえのさ」――(本文より)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

魔鏡を競り市で手に入れたことで、宇佐見陶子の運命は変わった。市に参加していた男が電車に飛び込んだのを皮切りに周囲で命を落とす者が続出。陶子は絵画の贋作作りの汚名を着せられ、骨董業者の鑑札を剥奪されてしまう。狡猾な罠を仕掛けたのは誰か。満身創痍の捜査行は日本の歴史の断層に迫っていく。

登録情報

  • 文庫: 560ページ
  • 出版社: 講談社 (2005/5/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062750813
  • ISBN-13: 978-4062750813
  • 発売日: 2005/5/13
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
狐、あらわる 2005/12/11
形式:文庫
「旗師」宇佐美陶子のシリーズ。

「魔境」を手に入れた陶子は事件に巻き込まれ、自分自身でカタをつけるため危険をかえり見ず戦いを挑むのだが。。

骨董の世界に加え、今回は日本の歴史の知識がふんだんに詰め込まれている。

小難しいことを知らずとも読者が十分楽しめるようになっているのは、詳しくとも難解になりすぎない説明が施されているため。

個人的には、物語の始まる部分の時間軸がわかりづらかった。

それと、歴史の重厚さは十分に伝わってくるのだが、何箇所かで肩透かしをくらうようなイージーな設定があり。

まあフィクションだものと思えばどってことないものではあるのだが。

しかし、それらをさっぴいても読ませる作品であることは確か。

他作品のキャラクターの活躍もあり、北森ファンならではの楽しみが満喫できる。

作品を十分に楽しみたいのであれば「蓮杖那智」シリーズは必読。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By トップ500レビュアー
形式:文庫
旗師・冬狐堂こと宇佐見陶子は絵画の贋作作りの
汚名を着せられ、骨董業者の鑑札を剥奪された。

その背景には、一枚の魔境に秘められた歴史の闇が広がっていた……。

日本の歴史の裏側で、連綿と続く陰謀が明かされる本作。

そうした歴史エンタテインメントとしても、もちろん楽しめますが、
なんといっても著者の各作品に登場するキャラ達が一堂に会し、
夢の競演を果たしているところも、ファンとしては見逃せません。

本作の裏エピソードである「双死神」(『凶笑面』収録)に登場する
民俗学者・蓮杖那智をはじめ、三軒茶屋のビアバー「香菜里屋」の
マスター・工藤(『花の下にて春死なむ』など)や骨董業者・越名集治
『孔雀狂想曲』)など、北森作品の読者なら思わずにやりとさせられます。

著者の持ち前の(!)サービス精神が、いかんなく発揮された作品です。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
『狐罠』の続編です。
今度は冬狐堂こと陶子が、とある競り市で落とした銅鏡が、三角縁神獣鏡とすり替わっていたことを発端に、何かの陰謀に巻き込まれるのですが、敵の正体のみならずどういう謎なのかもすらも分かりません。
次々に陶子を襲う謎や危機の連続で、グイグイと読ませるあたりの筆力はさすがです。

北森ミステリの筆頭名探偵である蓮丈那智も中盤には登場するので、これはもう、事件を一刀両断に解決してくれるのかと思いきや、相手が相手なので(相手の巨大さは最後にならないと分からないのですが)、彼女が主役の短篇のようには活躍できません。友情出演という感じでしょうか。

厳密な意味でのミステリではないのですが、お互いに知力を尽くして相手の裏をかこうという探り合いは、ミステリのどんでん返しや推理合戦に通じます。
そして、読み物として充分面白い。
お勧めです。

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「北森鴻」は大好きな作家の一人です。
「冬狐堂」も「蓮丈那智」も「香菜里屋」も、どれも大好きなシリーズです。... 続きを読む
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力強い筆致に一息で読んでしまう
オールスターキャストということで、
香奈里屋シリーズから流れてきました。

骨董や考古学に詳しくないので... 続きを読む
投稿日: 2008/3/21 投稿者: アジアの息吹
文句無し!!
女性の骨董業者が主人公である「冬狐堂」シリーズで、『狐罠』の続編である。... 続きを読む
投稿日: 2007/10/29 投稿者: 哲学する河童
シリーズ1作目を上回る面白さ!
しょっぱなから緊張感に満ちた取引、そして競り市の場面から始まり、
妖しい魔鏡が陶子の手に落ちた冒頭から物語に引きつけられてしまった。... 続きを読む
投稿日: 2007/8/12 投稿者: nyanko
競演♪
旗師・冬狐堂シリーズ「狐罠」の続編です。... 続きを読む
投稿日: 2005/9/25 投稿者: さとなが
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