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呪者に縛られた霊狐の野火、おばあさんに育てられた小夜、人里はなれた森の中の屋敷に閉じ込められていた小春丸。この三者がまるで運命かのように権力者の争いに巻き込まれていく。そんなふうにお話が進んでいきますが、野火や小夜のまっすぐな愛情に胸をうたれるでしょう。
終わり方も後味が悪い、というような事はないので、気軽に手にしてはいかがでしょうか。
装丁は和紙のような手触りのいい紙質で出来ていて、大事に扱いたくなるような仕上がりでいいですよ。カバーを外すと表紙とはまたちょっと違った絵が書いてあったりして、長い間大事にもっていたい気にさせてくれる一冊です。
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