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狐笛のかなた
 
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狐笛のかなた [単行本]

上橋 菜穂子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (66件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第42回(2004年) 野間児童文芸賞 受賞

内容(「BOOK」データベースより)

夕暮れの枯野を火色の毛皮を光らせて駆ける子狐はふしぎな娘に出会った。“あわい”に生まれ、使い魔として生きる野火。“聞き耳”の力を受け継いでしまった小夜。そして、森陰の屋敷に幽閉されている少年小春丸。彼らは、隣り合うふたつの国の、過去の因縁と呪いの渦に巻きこまれていく。孤独でまっすぐな二つの心の物語。

登録情報

  • 単行本: 342ページ
  • 出版社: 理論社 (2003/11)
  • ISBN-10: 4652077343
  • ISBN-13: 978-4652077344
  • 発売日: 2003/11
  • 商品の寸法: 18.4 x 13.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (66件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
29 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 咲椰
形式:単行本
美しい日本語で描かれた、美しい日本の話。

政治的なドロドロした描写もあるけれど、それを上回るほどの小夜や野火の清らかさ。

このお話には、強くて正しい人間は出てきません。誰もが弱さ、はかなさを持ちながら、それでも一生懸命生きている。自分の大切な人のために、命を投げ出すことをもいとわない純真さに心を打たれました。

ラストも、あぁ、よかったなぁ、とほっとして読み終われた。余韻にひたれる物語。
このレビューは参考になりましたか?
25 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kei55
形式:単行本
守り人シリーズが好きでこの本を手にしたのですが、期待を裏切ることなくいいお話でした。守り人シリーズとはまた違った雰囲気で、日本の美しさが目に浮かんでくるような、心に春の暖かさや清々しさがしみこんでくるようでした。

呪者に縛られた霊狐の野火、おばあさんに育てられた小夜、人里はなれた森の中の屋敷に閉じ込められていた小春丸。この三者がまるで運命かのように権力者の争いに巻き込まれていく。そんなふうにお話が進んでいきますが、野火や小夜のまっすぐな愛情に胸をうたれるでしょう。

終わり方も後味が悪い、というような事はないので、気軽に手にしてはいかがでしょうか。
装丁は和紙のような手触りのいい紙質で出来ていて、大事に扱いたくなるような仕上がりでいいですよ。カバーを外すと表紙とはまたちょっと違った絵が書いてあったりして、長い間大事にもっていたい気にさせてくれる一冊です。

このレビューは参考になりましたか?
33 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 文庫版が出てから、買おう買おうと思って、書店で平積みされているのを眺めていたのだが、ある日思い出して書店に行ってみるとどこにも売っていない。伝奇・妖怪物は大好きなので、諦めきれず本屋を数件回ってみたがやはりなかった。あんなに沢山これ見よがしに積まれていたのに……とエラい人気なんだと感心してしまったのを覚えている。
 あらすじは他人の心の声を聞き取る能力『聞き耳』の能力を持つ少女、小夜と、隣国の呪者の使い魔、野火との恋物語。人間と魔物という従来は考えられないハードルと、野火の使い魔としての宿命、国同士の領地を巡る争いなど、幾重にも重なりあった構成はさすがは人気作家だと思う。情景の描写も鮮やかで細やかで、本の中の世界に無理無く入り込むことができる。交錯した人間関係の中で展開される簡単には予想の出来ない展開もまた大きな魅力だと思う。
 昔話などでよく語られる、妖怪と人間との婚姻譚をベースに、戦国チックな群雄割拠な世界観と、上橋氏の作り上げた術者の定めをからませた物語は傑作だと思った。
 こういった作品にあまり触れた事のない方にもお勧めしたい。
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最近のカスタマーレビュー
本棚に置いておきたくて
弧笛のかなたをはじめて読んだのは数年前に図書館で借りたものでした。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 此花
最高の作品です!
何度も読み返してしまうほどに愛しい物語です。
こんなにもただ純粋に、人を愛せるのかと心を打たれました。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: コガモ
良いお話です
上橋さんの作品はこの『狐笛のかなた』しか読んだことはありませんが、とても楽しめました。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: かえる
あたたかくて切ない物語
文章だけで、古い日本の映像と幻想的でファンタジックな世界が
すんなりと頭のなかに浮かんでしまう。
物語のちからってすごい。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: カナリア
無償の愛!
<小夜は12歳。人の心が聞こえる“聞き耳”の力を亡き母から受け継いだ。>
このフレーズに魅かれて読んでみました。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: セラフィナイト☆彡
一気にに読まされました
「獣の奏者」で作者を知りました。
別の作品はと、この本を読んだのですが、相変わらず素晴らしいです。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: しゅう
いい話だった…
悲しいのと、怒りと、最後にはほうっとした幸せの、それぞれ種類の違う涙を流した。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: この指止まれ
文句なしにおもしろい
日本の戦国時代あたりを思わせる世界。 権力者の欲や恨みに否応なく巻き込まれる呪者や使い魔。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 怪奇なおばさん
神代の時代に近いかも
心を読むという話は
「七瀬ふたたび」で男の心にざっくりと傷を残し
宮部みゆきさん作品で生々しい表現にたどり着き... 続きを読む
投稿日: 2010/5/14 投稿者: cafe_r
優しい雰囲気
和風な世界(室町時代な雰囲気?)を舞台にした、少女とお狐さまが主人公の和風ファンタジー。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/28 投稿者: twomalt
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