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狂気の沙汰も金次第 (新潮文庫)
 
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狂気の沙汰も金次第 (新潮文庫) [文庫]

筒井 康隆
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

確固とした日常に支えられたこの地平を超えて遙か向うを眺めれば、果てしなく自由で華麗なる狂気の世界が拡がる―著者は、あたかもささやかな身辺雑記を綴るかのごとく筆を進めながら、実はあなたをアイロニカルな現代批評と潜在的狂気の発掘へと導いてくれるのです。随筆のパロディともいえるユニークなエッセイ118編は、山藤章二の傑作イラストとコンビを組んでいます。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

筒井 康隆
1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。’60年、弟3人とSF同人誌“NULL”を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が“宝石”に転載される。’65年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。’81年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、’87年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、’89(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、’92年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。’97年、パゾリーニ賞受賞。’96年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 489ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版版 (1976/10)
  • ISBN-10: 4101171033
  • ISBN-13: 978-4101171036
  • 発売日: 1976/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 大爆笑, 2011/1/30
レビュー対象商品: 狂気の沙汰も金次第 (新潮文庫) (文庫)
筒井康隆の随筆の白眉。昭和50年代初頭に書かれたものであるが、いまだに古びた感じがしない、鮮烈な随筆である。あの時代において、すでに「今」を先取りしているようなものも多々あり、驚嘆。文のテンポもよい。山藤章二のイラスト(一こまマンガ)も秀逸。捧腹絶倒必至である。

以下目次から。

1.随筆 2.パチンコ 3.討論 4.電話 5.煙草 6.蒸発 7.カボチャ 8.保険 9.童話 10.エノケン 11.受胎 12.大便 13.嫁姑 14.牧場 15.ヒロイン 16.検便 17.芝居 18.情痴 19.妊娠 20.敬称 21.睾丸 22.捕物 23.パロディ 24.誤解 25.講演 26.躁病 27.痰壺 28.エプロン 29.連載 30.手紙 31.エリート 32.家族 33.油絵 34.会話 35.狂気 36.コメント 37.浴場 38.自慢 39.批評 40.着想 41.伝染 42.落語 43.調査 44.パーティ 45.浣腸 46.絶食 47.銀座 48.証拠 49.タクシー 50.信用 51.偏見 52.スピーチ 53.家路 54.睡眠 55.国鉄 56.触角 57.勅語 58.ドタバタ 59.子供 60.匿名 61.水泳 62.金魚 63.雑草 64.悪食 65.喧嘩 66.カースト 67.土地 68.免許 69.願望 70.禁忌71.レジャー 72.選考 73.卒論 74.ボサノバ 75.寿司 76.香奠 77.廻虫 78.ドライヴ 79.見合 80.葬式 81.悪口 82.万引 83.時間 84.恐怖 85.死刑 86.スランプ 87.水虫 88.世代 89.食料 90.人口 91.フロイト 92.情報 93.食事 94.キャスト 95.化粧 96.乱交 97.麻雀 98.参観 99.ボーナス 100.漫画 101.猥歌 102.職人 103.愛車 104.事故 105.射撃 106.金欲 107.ホステス 108.変身 109.ゴキブリ 110.奇病 111.流言 112.整形 113.夫婦 114.転生 115.地球 116.バイブル 117.人間 118.終末

とにかく爆笑できる随筆集です。お奨め。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 『夕刊フジ』 連載の人気コラムが全イラスト付きで一冊に!, 2003/12/27
レビュー対象商品: 狂気の沙汰も金次第 (新潮文庫) (文庫)
『夕刊フジ』に連載されたコラムを一冊にまとめたもので、単行本版では一部が割愛されていた山藤章二画伯のイラストも、こちらにはすべて収録されている。
 イラストに書き添えられた文章との対話的な部分もあり、SF作家のエッセイ類はどれも面白いが、中でも特に楽しい一冊。

 30年前のものだが、今でも古びていないどころか今を先取りしているような部分もあり、その一方、懐かしさあふれる部分もあったりで、読ませる。
 同紙のこのコラム、よほど好評だったらしく、この後シリーズ化され、他の筆者による同シリーズのコラムのイラストの多くを山藤画伯が担当したり、筆者にSF作家が何度も登場したりしている。

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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 時代を感じさせないアクロバティックな随筆, 2004/1/28
レビュー対象商品: 狂気の沙汰も金次第 (新潮文庫) (文庫)
久しぶりに読んだが、大変感銘を受けた。
ところどころ時代を感じさせる記述があるものの、人間性に関する機微にとんだ文章は小気味良く、大変よろしい。
改めてこの作家(兼 俳優?)の底の深さを見た。
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