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19 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「狂気」と犯罪の分析,
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レビュー対象商品: 狂気と犯罪 (講談社プラスアルファ新書) (新書)
著者は精神障害者も裁判を受けることができる仕組みをつくるべきと主張します。それは、精神障害者の犯罪→責任能力なし→精神病院入院→短期退院→再犯よって刑務所へ収監せよというような 著者は精神の病を「普通の病」から隔絶している「狂気」と犯罪を同一視する論理がどのように歴史的につくられてきたか 戦後、精神衛生法が制定されるまで、なぜ精神障害者が警察の管轄となっていたのか
15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「精神鑑定の結果」→「不起訴処分」って一体…?,
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レビュー対象商品: 狂気と犯罪 (講談社プラスアルファ新書) (新書)
非常に興味深い内容でした。具体例として取り上げられている池田小学校事件の衝撃も記憶に新しいのですがその後も次々と凶悪事件は発生し続けています。そんなニュースを聞くたびに気になるのが犯罪者の「精神病歴」や「精神鑑定の結果」、「不起訴処分」となりうやむやの内に事件が終結していく(ように見える)ことです。「犯罪者の人権問題」等の議論も盛んではありますが、それよりもまず私達が直視しなくてはいけないのは日本がこのような「精神病院列島」と成り果ててしまった歴史的背景と驚くべき構造なのだということに気づかされます。100年以上もの歴史の中で警察権力や精神医学の欲望の渦に飲み込まれこんなところまで流れ着いてしまった、それが私達の「現在」なのだなと恐怖を覚えつつも納得してしまう一冊でした。御一読をお勧めします。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
地面を剥いでみたら,
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レビュー対象商品: 狂気と犯罪 (講談社プラスアルファ新書) (新書)
歴史というのは、現代の視点から過去を眺めても、その時代のことは理解できないもの。 だから、考えうる限りの妥当性をもって、 その時代に生きた人の考え方などを推し量るしかない。 ほかのレビューには、 「資料が足らん」なんていう声もありますが、 これだけ重たい「狂気」にまつわる思想史を、 よくぞこれだけコンパクトに、 しかも読みやすく書いてくれたものだと思います。 嬉しい限りです。 この世の中の「当たり前」は、 前の時代では当たり前ではなかったし、 次の時代の当たり前でもない。 それぞれの時代に、それぞれの「当たり前」が、 地層のように重なっているのだなあ、と思いました。 それが歴史を繙く醍醐味でしょうね。
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