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四等兵さんと同じで、わたくしも一番面白いと感じたのは「肖像画」でした。あとがきで訳者がベリンスキー(ドストエフスキーの才能を最初に認めた、当時有名だった文芸評論家です)はこの作に否定的な評価を与えたことを紹介しています。確かに、内容はキリスト教的倫理観が加味されているもので、進歩的な小説が好みだったベリンスキーの趣味には合わなかったのでしょうが、現代の眼からみて小説としては最も完成されているように思えます。
わたくしはバルザックを思い浮かべたのですが、いかがでしょう?
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