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狂った裁判官 (幻冬舎新書)
 
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狂った裁判官 (幻冬舎新書) [新書]

井上 薫
5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

法廷が開かれる前に、有罪の判決文をあらかじめ作成している裁判官。内心「無罪」ではないかと思える被告人に対して、自らの保身のために「有罪」を言い渡す裁判官。判決起案という煩雑な仕事を避けるために、脅してでも当事者に和解を強要する裁判官―。日本の司法システムがこうした「狂った」裁判官を生み続けてきたのはなぜか?司法改革を主張し、退官を余儀なくされた元裁判官が、「99%有罪」のからくりを解き明かす衝撃の一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

井上 薫
1954年東京生まれ。東京大学理学部化学科卒、同修士課程修了。民間の研究所に就職後、独学で司法試験に挑戦し合格。86年判事補、96年判事任官。日本の司法システムの問題点を鋭くえぐる発言を続けた結果、2006年、横浜地裁判事を最後に、退官を余儀なくされ、現在、著述活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 179ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2007/03)
  • ISBN-10: 4344980247
  • ISBN-13: 978-4344980242
  • 発売日: 2007/03
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
わたしも裁判所外から裁判に関与する人間なので、興味深く通読した。

裁判官の私生活・業務・制約などは、実際の体験であろうから信頼性は高いと思われる。
その点、本書の前半は無批判に読めた。(盲目的とも言うか?)

しかし、後半の司法制度に対する提言・苦言については疑問符が附される。
どうも、自分の意見だけを押し出し、それがすべてのような書き振りで、読者を欺罔させる文脈である。
これは、近年の『公務員批判をするのが正義』と言うような感が拭えない。
また、他のレビューでもあるように、自身を''責した横浜地裁所長を実名を晒しての酷評は、まともな議論ではない。

そして、最終的に、”裁判員裁判”を全面的に否定して本書を終えているが、その内容は、裁判員制度の始まる前の執筆であったが、現在の結果は、まったく筆者の書く事と相容れないのである。
つまり、総じて、本書はその信頼性に疑問符が持たれると評して差し支えないものである。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By DJ
形式:新書
 元裁判官による、現在の裁判官および裁判制度における問題提起の本です。激しいタイトルですが、内容はそこまで激しいものではなく、常識的(本書内で著者が否定した言葉ですが)な範囲に収まっています。

 まず、裁判官は法令によってのみ縛られるべき、という主張は間違ってはいないのですが、ある職場や職業人集団の内部のみにおける常識や慣例というのはどの世界でも多かれ少なかれあるものだと思いますので、その辺りをあまり批判するのはやや大人げない印象を受けました。私は医者ですが、医療の世界にも一般の人には知り得ない常識や慣例が存在します。そういうものに無闇に異を唱えると、法律的・医学的に正しくても周りからは白い眼で見られることになります。まして、裁判所は病院と違い筋金入りの公的組織であり、裁判官は医者と違いすべて公務員であるわけですから、お役所的な仕事・発想についていけない人にとって住みにくい社会であることは当然と言えば当然です。

 また、自分が退官に追い込まれた話の件では、いくら調べればわかるからといっても実名で所長の名前を出す必要はなかったのではないでしょうか。匿名にしても、裁判官としての著者の憤慨は十分に伝わったと思うのですが、実名を出したことによってかえって私憤の色が濃くなってしまった印象があります。

 本書の前半で裁判官の多忙ぶりについて書かれていますが、後半では大した仕事をしていないのだからもっと給料を下げるべきだと言います。好意的に解釈すれば、「真面目にやれば高給に値する忙しい仕事だが、給料に見合うほど真面目にはやっていない人間が多い」と言いたいのでしょう。しかし、裁判という重要な仕事の評価の話なのですから、給料を下げる話などせず、どうやったら裁判官が真面目になれるかを徹底的に論じてほしかったです。もし医者の給料が安くなったら、それに見合うように診療の手を抜いてもいいですか? ダメですよね。

 最後の裁判員制度については、私は反対を主張する著者に全面的に賛成であり、一刻も早くこんな制度は廃止すべきだと思います。「忙しいから」「わからないから」裁判員などできない、という意見は少し置いておいて、自分が冤罪で起訴された時のことを想像してみてください。確実に無罪の判決を受けるべき裁判で、判決を下す側として出てくるのが素人なわけですから、裁かれる側としてはたまったものではありませんよ。

 いずれにしろ、裁判官の日常を赤裸々に描いた本は少ないので、裁判官になりたいと思う人は読んで損はないでしょう。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By のの
形式:新書
面白そうなので買いましたが、ちょっと内容が薄い。
もう少し読者の立場に立って書いて欲しいと思う。
著者は何冊が本を出しているが中でもいまいちの作品。出版社が修正を怠ったのか?
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最近のカスタマーレビュー
もう少しエキセントリックな話が聞きたかった。
 狂った裁判官という題名なので、仕事のストレスで狂気を発し、なにやらやらかした裁判官のお話かと思えば、全く違います。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 岡野秀城
判決理由は短く。
大方のレビューアー氏は裁判官という著者の”元身分”と論理とに付いて来れず疑問や批判を抱きながら読んだことだろうとおもう。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/8 投稿者: sonojordan
記述個所によって読者の感想はforとagainstで忙しくなるだろう。
同著の「はじめての裁判傍聴」は良かった。その一方で本書は各主題によって印象は上下する。第1章「裁判官の自己保身」は、裁判官の独立の原則、日常の仕事と生活を知りとて... 続きを読む
投稿日: 2009/8/15 投稿者: 正義の味方
何が言いたかったのですかね?
タイトルが面白そうだったので読んでみたが内容が陳腐でつまらない。私も個人的には日本の司法に懐疑的派なんですが、なにかチマチマした話の羅列で結局何が言いたいの?って... 続きを読む
投稿日: 2008/6/1 投稿者: フィアット
論理破綻
痴漢冤罪などについては日頃から疑問を抱いていたので、そのあたりに
関しては頷ける部分もある。... 続きを読む
投稿日: 2007/8/12 投稿者: Hiko
裁判の秘密を知ろう
... 続きを読む
投稿日: 2007/7/20 投稿者: ぽるじはど
裁判所・司法行政の「日本のお役所」的側面を描写
 タイトルは編集者・出版社の意向が強く働いていると思われるが、やや強烈に過ぎるか。... 続きを読む
投稿日: 2007/7/2 投稿者: 歯職人
こういう裁判官もいてバランスが取れる
任官20年で任期満了退官しなければならなかった著者も著者ですが、こういう裁判所の中から本音の意見が言える志士を退官に追いやる裁判所も裁判所です。... 続きを読む
投稿日: 2007/6/18 投稿者: 猫踏んじゃった
がんばって!
「司法のしゃべりすぎ」を読んでこの人のファンになりました。新聞にデカデカと判決についての見出しが載ってたりするけど、よく読んでみると裁判自体は見出しの印象と全く逆... 続きを読む
投稿日: 2007/5/7 投稿者: R5
試みとしては
裁判官がここまで赤裸々に

仕事の内容や心情を明かした本はあまり

ないのでは。... 続きを読む
投稿日: 2007/5/1 投稿者: ナガタマチ
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