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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
残念ながら結末に不満,
By 大しゃん (熊本市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) (文庫)
推理物やサスペンス小説では犯人をどのようにして絞り込むかが命だと思う。その点、最後まで読者を引っ張っていきながら、最後の犯人の特定が余りにも安易でリアリティに欠けるストリーで落胆。
20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
映画化でも注目のミステリー、文庫化です,
By
レビュー対象商品: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) (文庫)
2004年に数々の賞を受賞した小説の文庫版。男児連続殺害事件に「劇場型捜査」で犯人に挑もうとする警察。その責任を預けられたのは、6年前の誘拐事件で男児死亡、犯人を取り逃がすという最悪の結果を招き、記者会見でも失態を演じた巻島警視だった。著者の小説を初めて読んだがおもしろかった。テンポよく歯切れのいい文章が臨場感を生んでいる。ある種の軽さ、ご都合主義は感じるが、それすら物語にブレーキをかけないための美点と映る。連続殺害事件・・・宮部みゆき氏が書けばもっと重たく長いものになるだろうし、警察内部の軋轢・・・高村薫氏が書けばもっとややこしくなるだろう(お二人を否定しているわけではありません。念のため)。巻島に焦点を絞り、他はつっこみすぎずに程ほどのところで物語を運び、一気にページを繰らせるこんな小説もいいと思った。 かといってスピード感や臨場感だけでひっぱっているわけではない。巻島の心理面も書き込まれていて読ませる。巻島が信頼を寄せる津田長との場面などぐっとくるセリフも多し。それにしても津田長、ほれぼれする。 著者には読者に嫌われない要素、読者を味方につける何かが備わっているのじゃなかろうか。誘拐事件をあまり軽くさばさばと書かれても困るのだが、「警察にとって幼児誘拐はさしずめ社運をかけたビッグプロジェクト」といった趣旨の記述があっても、不快感を与えないようなところがある(もっともこうしたさばけた語りもおそらく意図的なもので、巻島の心情の変化を表す広義の伏線になっていると思うのだが)。なんというか、程がいいのだなと感じる。ミステリーになじみのない人にもおすすめだと思う。 上巻の後半はいよいよ「劇場型捜査」が本格始動し、下巻に向けて期待感が高まる。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ラストがいちばん好き,
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レビュー対象商品: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) (文庫)
映画では描かれなかった、下巻のラストシーンが胸を打ちます。刑事とは犯罪とではなく人間と向き合う仕事なのだという思いが胸に迫ります。 随所に描き込まれてきた主人公 巻島捜査官と津田長の関係性があらためて浮き彫りにされ、このラストを読ませるためにこの物語が語られたのだ、と思える程の秀逸なエンディング。参りました。 映画を見た方にも、そうでない方にも、一読をおススメできる警察小説です。
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