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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「金田一もの」作者自選ベスト3!,
By トーマの休日 (兵庫県西宮市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 犬神家の一族 (角川文庫―金田一耕助ファイル) (文庫)
本書は映画やドラマで何度も採り上げられるなど、あまりにも有名作品過ぎて、かえって今まで敬遠してきたが、実際読んでみると推理作品としての体裁がほぼ完璧に整っているだけでなく、ストーリーも実に面白い。巨額な遺産相続をめぐり、「斧(よき)・琴・菊」の犬神家の3つの家宝に見立てられた血みどろの連続殺人と、その謎の解明が本書の見所だが、いくつもの偶然の積み重ねにより、犯人の意志に関係なく謎が入り組み深まっていくのである。 ただ、動機の強い容疑者たちが次々と殺されるため、犯人が否応なしに限定されてしまい、意外な犯人を期待することができないのが本書の欠点である。 また細かいことを言えば、佐竹(すけたけ)殺しの際、なぜ犯人は佐竹が一人で展望台にいることがわかって佐竹を殺しに行ったのかとか、「仮面の佐清(すけきよ)」殺しの際、本当に犯人が一人でボートの上から被害者を逆さ立ちさせることができるだろうかとか、説明不足や疑問点はある。 しかし『獄門島』でさえ説明しきれていない箇所はあるし(説明をつけることはできるが)、この程度のことで作品の興趣が損なわれることはない。 作者自身は本書を、『真説 金田一耕助』の中で、金田一ものの自選ベスト10の第3位としている。 正しくは、田中潤司が選んだベスト5(1.獄門島、2.本陣殺人事件、3.犬神家の一族、4.悪魔の手毬唄、5.八つ墓村)を「妥当なもの」とした上で、6位から10位までの作品を自選しているのだが、この5位までの順位は作者ならずとも誰が見ても妥当だろう。 私の主観では、4位の『悪魔の手毬唄』よりも5位の『八つ墓村』の方が面白いが、「本格推理」作品としての評価なら、この順位に異存はない。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
やはりおすすめ,
By ミス☆小柄 (海外) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 犬神家の一族 (角川文庫―金田一耕助ファイル) (文庫)
横溝 正史作品としては、八つ墓村に引き続き二作目です。非常に読み応えがあって、あっという間に読み終えてしまいました。 読んでみると 「あーー、そういうことだったんだ」 ということでそこまで意外性とかはないんですが、人物描写が優れているので、 犯人が分かった後も、何か一族の一員になったくらいの感じがしたのは不思議でした。 八つ墓村は、金田一耕介の記述が非常に少なかったのに比べ、本作では金田一がたくさんでてくるので、やはり探偵ものが好きなファンとしては、欲求不満はこちらのほうが少ないのではないかと感じました。 さすが映画化になるくらいですから、映像が自分の中で組み立てやすい作品ですね。
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
金田一耕助ものの入門として最適,
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レビュー対象商品: 犬神家の一族 (角川文庫―金田一耕助ファイル) (文庫)
横溝正史の推理小説の中で最も完成度が高いものの一つ.映画化,ドラマ化も数多くされているので知名度も抜群.ストーリーもそれほど複雑ではなく読みやすいので,金田一耕助ものの入門として最適. ただし,有名な湖から生えている足のシーンなど血みどろのシーンが頻発するので,その手の描写が苦手な人は避けた方がよいかも.かなりグロテスクです. この作品に限った話ではないですが,映像で見るのと原作で読むのとではかなり印象が異なりますので,映画を見た人でも十分に楽しめると思います.(私もそうでした)
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5つ星のうち 5.0
犬神佐兵衛の謎を解く
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投稿日: 14か月前
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