私の金田一シリーズのイメージは市川崑監督、石坂浩二主演の映画シリーズで、あの美しく静かで非現実的でありながら、恐ろしい死体のシーンと、その他不気味な老婆達に、子供心にとても深い印象を刻みつけられました。
中でも、この犬神家の一族は、不気味なスケキヨのマスクが映画の中でも印象的で、これと手毬歌を歌う老婆と顔半分に痣を持った少女の映像が美しい悪魔の手毬歌が私としては最も好きな作品です。
今回JETさんの金田一シリーズをほとんど読みましたが、かなり映画の金田一作品が持っているような「美しさ」を表現されているように思います。
私は、横溝の原作は全く読んでいないのですが、市川崑監督、石坂浩二主演の映画金田一シリーズの世界にはまった方には、絶対このJETさんの漫画金田一シリーズはお奨めです。
個人的には、金田一物の漫画の中では決定版だと思っています。