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犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎
 
 

犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 [単行本]

コニー・ウィリス , 大森 望
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

From Connie Willis, winner of multiple Hugo and Nebula Awards, comes a comedic romp through an unpredictable world of mystery, love, and time travel...

Ned Henry is badly in need of a rest.  He's been shuttling between the 21st century and the 1940s searching for a Victorian atrocity called the bishop's bird stump.  It's part of a project to restore the famed Coventry Cathedral, destroyed in a Nazi air raid over a hundred years earlier.  

But then Verity Kindle, a fellow time traveler, inadvertently brings back something from the past.  Now Ned must jump back to the Victorian era to help Verity put things right--not only to save the project but to prevent altering history itself.   --このテキストは、 マスマーケット 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

オックスフォード大学史学部の学生ネッド・ヘンリーは、第二次大戦中のロンドン大空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂の再建計画の資料集めの毎日を送っていた。だが、計画の責任者レイディ・シュラプネルの命令で、20世紀と21世紀を時間旅行で行ったり来たりさせられたネッドは、疲労困憊、ついには過労で倒れてしまった。シュラプネルから、大聖堂にあったはずの「主教の鳥株」という花瓶をぜひとも探し出せと言われていたのだ。二週間の絶対安静を言い渡されたものの、シュラプネルのいる現代にいては、ゆっくり休めるはずもない。史学部のダンワージー教授は、ネッドをのんびりできるにちがいない、19世紀のヴィクトリア朝へ派遣する。ところが、時間旅行ぼけでぼんやりしていたせいで、まさか自分が時空連続体の存亡を賭けた重要な任務をさずかっているとは夢にも思っていなかった…。ジェローム・K・ジェロームのユーモア小説『ボートの三人男』にオマージュをささげつつ、SFと本格ミステリを絶妙に融合させ、ヒューゴー賞・ローカス賞のほか、クルト・ラスヴィッツ賞を受賞したタイムトラベル・ユーモア小説。

登録情報

  • 単行本: 542ページ
  • 出版社: 早川書房 (2004/4/17)
  • ISBN-10: 4152085533
  • ISBN-13: 978-4152085535
  • 発売日: 2004/4/17
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 59,852位 (本のベストセラーを見る)
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18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 予備知識も何もなく読んだこの分厚い本を、まさか半日で読みきるとは思わなかったです。
 タイムトラベルなミステリーの冒険物。小難しそうに感じるでしょうが、これが以外や以外、面白いのです、文字通りに。思わず声を出して笑ったところが3ヶ所、ニヤついたところは数知れず。知的な刺激を絶えず脳に送り込んでるにも係わらず、楽しさ満載なのです。
 
 1940年、空襲の跡で「鳥株」を探している主人公、彼は実は2057年から送り込まれている。タイムトラベルは初めてじゃない。ここ最近は規定を大幅に超えた回数で過去に送り込まれている。すべては「鳥株」とよばれるヴィクトリア朝花瓶を探し出すため。
 だったはずなのに、ひょんなことからその時代より遥か昔のヴィクトリア朝に行って、歴史の流れを元にもとに戻すために四苦八苦する羽目に。消えた花瓶を見つけることはできるのか、手遅れにならないよう歴史のずれを直すことができるのか。

 タイムラグではっきりしない頭・疲れきった体の主人公が、訳のわからないまま事件の渦中に巻き込まれていく姿を笑いながら読んでるうちに、話にはまりきってしまい読むのをやめられなくなります。
 最初とっつきにくいと思うかもしれませんが、第1章さえ乗り切れば大丈夫。2章の終わり頃には「やばっ、続き気になりすぎかも、はまるかも」との予感を覚え、4・5章でその予感が的中したことに気づくことと思われます。ご注意ください。

このレビューは参考になりましたか?
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:マスマーケット
ダンワーシイ教授ものの最新作です。ヒューゴー賞受賞作。
前作「ドゥームズデイブック」が中盤中だるみがあって全体的なバランスが悪かったのに比べ、本作は最初から最後まで、英国文学、ミステリからのネタや細かいギャグが矢継ぎ早に繰り出され、飽きさせません。ウィリスは真面目な話よりもこういうコメディタッチの作品のほうが個人的には好き。題名はジェロームの「ボートの3人男」の副題で、もちろんそのネタも出てきます(ボートの3人男とテムズ川ですれ違うくだりまであります)が、後半ミステリタッチになってからはもっぱらドロシイ・セイヤーズネタ。キャラクターも面白い人物が続出するし、19世紀英国の田園風景の描写など読みどころがいっぱい。
ストーリーは教会の復元イベントのため空襲で消失した壷?を探しに学生たちが例によってタイムトラベルしながら、謎ときをする話です。タイムパラドックスと時間保存則に関する突っ込みも結構掘り下げており時間SFとしてもかなりの仕上がりと思います。アイデア的にもストーリー的にも単純だった「ドゥームズデイ」に比べると、タイムパラドックスの謎ときも結構込み入っていて、ミステリとしてみても面白いと思います。また恋愛小説としてみてもなかなかのもの。色んな要素がブレンドされた、分類不可能なミクスチャ-小説の傑作と思います。
最後はしっかり、SF的な飛躍したオチが用意されているので、お楽しみに。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
楽しめました。世界にどっぷりハマッてしまいました。予備知識にと「ボートの三人男」を読んでおいてよかったですね。あのおおらかで、牧歌的な世界と異常にエキセントリックな人たちの醸し出す雰囲気を大いに満喫しました。で、物語的には二つの大きな謎があるわけですが、その解決も見事に着地して(伏線的にも二重丸ですしね)タイムトラベルといえばつきもののタイムパラドックスをうまくからめて満足のいく大団円でした。そうかあ、こういう料理の仕方もあるのかと感心しました。でも、正直いって時空の齟齬の件に関しては、うまくいいくるめられたような気がしないでもないのですが。本書を読んでる間ほんとに安心しきって身をまかす心地良さが持続してました。とりあえず、ほんとにあるのなら一度、主教の鳥株をこの目で見てみたいものです(笑)。
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最近のカスタマーレビュー
これは翻訳で読んだほうが・・・
原著で読みましたが、正直、厄介でした。
話自体は面白いです。読み出したらとまらない感じです。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/17 投稿者: umemomosakura
知的刺激の嵐
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投稿日: 2008/11/11 投稿者: ぽむ
タイムトラベラー、ネッド・ヘンリーの時空を超えた大奮闘
’04年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第4位、「このミステリーがすごい!」海外編第9位。... 続きを読む
投稿日: 2008/3/19 投稿者: Wakaba-Mark
翻訳本のほうがお薦め
 皆さんがすでに書いているように、とにかく面白い。『ドゥームズデイ・ブック』のファンなら絶対に気に入ると思います。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/28 投稿者: gloin
ほんわかと突っ走る
タイムトラベルのしすぎで、アタマもカラダもフッラフラ。それでも任務は果たさなきゃ!好きなあの娘も助けなきゃ!... 続きを読む
投稿日: 2006/11/15 投稿者: TGR
なかなか面白い。
タイトルもさることながら、タイムトラベラーものが沢山書かれる中、独特な世界を見事に描ききっている。... 続きを読む
投稿日: 2006/7/24 投稿者: letizia
レイディ・シュラプネルは何者?!
... 続きを読む
投稿日: 2006/6/16 投稿者: スズメいか
大森望訳
 ユーモアミステリSFみたいな感じか。たしかに読んでいて面白いし、話の構成もしっかりしている。... 続きを読む
投稿日: 2006/5/23 投稿者: するめいか
Say something
物語のいたるところに伏線があり、読者は最後まで気が抜けない。決して読みやすい本ではないが、面白い。前作「航路」はいただけなかったが、傑作「ドゥームズデイ・ブック」... 続きを読む
投稿日: 2006/4/27 投稿者: Linda
久々のSFで大当たり。
19世紀と近未来のイギリスを舞台にした、タイムスリップもの。... 続きを読む
投稿日: 2005/10/1 投稿者: "go-oolong-go"
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