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18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
猫好きの方にもお勧めの一品,
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レビュー対象商品: 犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (単行本)
予備知識も何もなく読んだこの分厚い本を、まさか半日で読みきるとは思わなかったです。タイムトラベルなミステリーの冒険物。小難しそうに感じるでしょうが、これが以外や以外、面白いのです、文字通りに。思わず声を出して笑ったところが3ヶ所、ニヤついたところは数知れず。知的な刺激を絶えず脳に送り込んでるにも係わらず、楽しさ満載なのです。 1940年、空襲の跡で「鳥株」を探している主人公、彼は実は2057年から送り込まれている。タイムトラベルは初めてじゃない。ここ最近は規定を大幅に超えた回数で過去に送り込まれている。すべては「鳥株」とよばれるヴィクトリア朝花瓶を探し出すため。 だったはずなのに、ひょんなことからその時代より遥か昔のヴィクトリア朝に行って、歴史の流れを元にもとに戻すために四苦八苦する羽目に。消えた花瓶を見つけることはできるのか、手遅れにならないよう歴史のずれを直すことができるのか。 タイムラグではっきりしない頭・疲れきった体の主人公が、訳のわからないまま事件の渦中に巻き込まれていく姿を笑いながら読んでるうちに、話にはまりきってしまい読むのをやめられなくなります。
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
タイムトラベル、ボートの3人男、ドロシー・セイヤーズ,
By Fenomeno Agradavel (japan) - レビューをすべて見る 前作「ドゥームズデイブック」が中盤中だるみがあって全体的なバランスが悪かったのに比べ、本作は最初から最後まで、英国文学、ミステリからのネタや細かいギャグが矢継ぎ早に繰り出され、飽きさせません。ウィリスは真面目な話よりもこういうコメディタッチの作品のほうが個人的には好き。題名はジェロームの「ボートの3人男」の副題で、もちろんそのネタも出てきます(ボートの3人男とテムズ川ですれ違うくだりまであります)が、後半ミステリタッチになってからはもっぱらドロシイ・セイヤーズネタ。キャラクターも面白い人物が続出するし、19世紀英国の田園風景の描写など読みどころがいっぱい。 ストーリーは教会の復元イベントのため空襲で消失した壷?を探しに学生たちが例によってタイムトラベルしながら、謎ときをする話です。タイムパラドックスと時間保存則に関する突っ込みも結構掘り下げており時間SFとしてもかなりの仕上がりと思います。アイデア的にもストーリー的にも単純だった「ドゥームズデイ」に比べると、タイムパラドックスの謎ときも結構込み入っていて、ミステリとしてみても面白いと思います。また恋愛小説としてみてもなかなかのもの。色んな要素がブレンドされた、分類不可能なミクスチャ-小説の傑作と思います。 最後はしっかり、SF的な飛躍したオチが用意されているので、お楽しみに。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
身をまかす心地良さ。,
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レビュー対象商品: 犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (単行本)
楽しめました。世界にどっぷりハマッてしまいました。予備知識にと「ボートの三人男」を読んでおいてよかったですね。あのおおらかで、牧歌的な世界と異常にエキセントリックな人たちの醸し出す雰囲気を大いに満喫しました。で、物語的には二つの大きな謎があるわけですが、その解決も見事に着地して(伏線的にも二重丸ですしね)タイムトラベルといえばつきもののタイムパラドックスをうまくからめて満足のいく大団円でした。そうかあ、こういう料理の仕方もあるのかと感心しました。でも、正直いって時空の齟齬の件に関しては、うまくいいくるめられたような気がしないでもないのですが。本書を読んでる間ほんとに安心しきって身をまかす心地良さが持続してました。とりあえず、ほんとにあるのなら一度、主教の鳥株をこの目で見てみたいものです(笑)。
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