登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ビターテイスト,
By
レビュー対象商品: 犬はどこだ (ミステリ・フロンティア) (単行本(ソフトカバー))
米澤穂信の新作です登場人物の年齢が少し高くなり作者のこれまでの作品とは少し違った雰囲気になっています。 今作はなんといっても「後味の悪さ」、これに尽きます。 もともとビターなところも持ち合わせた作風でしたが、 今作では今までとは一線を画す部分があります。 作者のこれまでと違ったものを書こうという気持ちが見えたと思います。 個人的には最高傑作かな。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
こんなはずではなかったのに,
By 弓月 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 犬はどこだ (創元推理文庫) (文庫)
『さよなら妖精』、『ボトルネック』、『古典部シリーズ』と読んできました。米澤作品初の大人が主人公の小説とのことで、期待と不安が半々で読み始めましたが、これが期待以上に面白かったです。主人公の紺屋長一郎は東京での挫折を経て故郷へ帰るわけですが、想定外の依頼を不本意ながらも受け入れてしまうところ、押しかけ助手を雇う羽目になるあたり、どこか無気力な淡々とした性格設定は今までの米沢作品の主人公たちと共通していて既視感がありました。 しかしハンペーは意外。彼の語りが始まったときは驚きました。(今までになかったキャラなので) 探偵への憧れを熱く語り、行動力もある。ハンペーが行き当たりばったりに、でも案外うまく調査していく様子は楽しめました。 この二人の交互の語りで話は進んでいきます。最初は全く無関係に思われた依頼の調査結果をつき合わせて見えてきた事実、そしてその結末に待っていた真相とは…。 さくさく読めたわりに、やはり高校生が主人公ではないので事件はかなり重たいです。読み終えて一晩たって余計に怖くなってきました。恐怖感が後を引く…さすが米澤作品です。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
鮮やかにして論理的な逆転劇,
By
レビュー対象商品: 犬はどこだ (ミステリ・フロンティア) (単行本(ソフトカバー))
本書は「このミステリーがすごい!」で’05年国内編・同点第8位にランクインした作品である。都会生活での思わぬつまずきから故郷へ帰った紺屋(こうや)長一郎25才は、犬探し専門の調査会社を開くが、開業早々舞い込んできた依頼は、想定外の、失踪人の捜索と古文書の解読だった。 紺屋は押しかけ助手のハンペーこと半田平吉と分担して初仕事に乗り出す。 失踪人の捜索を担当する‘私’こと紺屋と、古文書解読の調査を担当する‘俺’ことハンペーの視点が章ごとに交互に交錯して、一人称で語られ続いてゆく。 いかにもテキトーそうなハンペーが、意外にマジメに仕事をこなす姿はユニークだし、紺屋がはじめは病み上がりで意気が上がらないが、失踪人に対して自分の姿を投影しながら、次第に真剣に捜索にのめりこんでゆく様子はなかなか読ませる。 著者はライトノベル系出身とのことだが、文章にもスピード感があり、登場人物たちのキャラクター造形も若々しくて好感が持て、テンポ良く読み進むことができる。 そして二人の調査はいつしか微妙にリンクしてくるのだが、本書の一番の見どころは、“追う者”と“追われる者”が一瞬にして反転する、鮮やかにして実に論理的な逆転劇であろう。 このプロセスをして本書は「このミス」第8位という評価を得たのだろうと思う。 それにしても彼らは、こんな調子でいつ、本来希望する「犬探し」ができるのだろう。ぜひ続編を読んでみたい。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
キャラとテンポと逆転がいい
「インシテミル」や「ボトルネック」「古典部シリーズ」等と同様に、文章が上手く読みやすい。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: マックス1号
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|