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詩人としての感受性の鋭さを如何なく発揮して書かれている、という印象を受けます。言葉が生きていて、読んでいるうちに文字が不思議な生命を帯びて躍りだす、という感じでしょうか、短篇というより、散文詩といったほうが近いかもしれません。わたしは読んでいて、物語とは直接関係のない雑多なイメージが次々と浮んできては消えていく、という感覚にとらわれました。イメージがとてもビジュアルで、微細な感情の動きをいやみなく、スムーズな文章でとらえていくところがとても鮮やかです。言葉の美しさを感じられる本。
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