学者さんが書いた研究論文をそのまま直訳したという感じで、知識として最低限必要なことは学べるかもしれません。でも実際にこの本を参考にして手作り食を作るのは無理だと思います。なぜなら多くのレシピが紹介されてはいますが、食材や調味料の計量単位も犬やネコの体重も日本で使われる表記とは全く違うからです。例えば、肉類は「オンス」や「ポンド」、カルシウムは「グレイン」、米は「カップ」で全て表示されています。1ポンド=454g、1オンス=28.4g、1カップ=230ccなど注釈は一応ついていますが、グレインは見当たりませんでした。またレシピの紹介のあとに、「本レシピのカロリーは○○kCal、たん白質は○g、脂肪は○g、体重▲ポンドの犬のカロリーの要求量を満たします」と書いてあるのですが、これがまたわかりません。レシピによって▲ポンドで表示される犬猫の体重がまるで違うからです。せめて体重ごとに統一したレシピだったり、日本で使われる計量値に訳してくれていたら、まだ実用的だったかもしれません。実用できる部分があるとしたら食材の組合せくらいではないかと思いました。