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犬と人のいる文学誌 (中公新書)
 
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犬と人のいる文学誌 (中公新書) [新書]

小山 慶太
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

犬は、人類ともっともつきあいの長い動物である。番犬や狩猟犬としてだけでなく、パートナーとしていまや人の生活に欠かせない存在である。人は犬とめぐりあい、一緒に走り、共に暮らす。しかし犬は人よりもはやく老い、先に死んでいく…。人はなぜこれほどにも犬に愛着を抱くのだろうか。本書は人と犬のさまざまな関わり合いを、夏目漱石や向田邦子、江國香織などの文学作品を通して味わうものである。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小山 慶太
1948年、神奈川県生まれ。1971年、早稲田大学理工学部卒業。理学博士。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 228ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2009/04)
  • ISBN-10: 4121019962
  • ISBN-13: 978-4121019967
  • 発売日: 2009/04
  • 商品の寸法: 17 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 245,642位 (本のベストセラーを見る)
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形式:新書
●科学と文学に関わる著作の多い著者が、これまであまり見せなかった「犬好き」な一面を披露した珍しい作品。犬がキーワ―ドとなる小説を、夏目漱石から江國香織まで幅広く紹介する。

●特に犬好きでもなかった著者=小山慶太は、息子が欲しがって飼いはじめた柴犬のおかげですっかり犬のとりこになる。それ以来、犬の出てくる小説にはとくに強い共感を持つようになったようだ。

●そのため、犬を飼ったこともなければ特に犬好きでもない読者は、その犬馬鹿(?)っぷりにところどころゲンナリさせられるだろう。たとえば、飼い主の犬に対する愛は「必要とされている自分」や「信頼されている私」に満足を覚える自己愛の変形である場合が少なくない。この事実を、著者は、もはや恥ずかしがることも隠すこともしない。

●本書が、ありがちな「犬だいすき本」から一線を画しているのは、著者の高い文学と科学(ここでは特に動物行動学)の素養と巧みな文才のおかげである。本当に犬が好きな人は、ペット産業に癒着した「犬だいすき本」などに惑わされず、本書を読むべきだ。逆に、犬好きでもない昔からの小山慶太ファンである私は、普段の冷静で明晰な著者が見せた意外な一面に少々の戸惑いを覚えた。
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By ヤマボー トップ500レビュアー
形式:新書
犬と人との関わりをいろいろな文学作品から考えた良書。犬好きだった文豪、夏目漱石や川端康成の作品に始まり、マンガまでをも含む犬作品を紹介しつつ、人と犬の生と死や、共に生きることの意味などを考察してある。各作品のあらすじや抜粋文を読むだけでも、著者たちが犬に対して持っている感情を感じることができる。この本に紹介されている本はほとんど読んだことがあるが、本当の名作ばかりをえりすぐってあると思う。犬好き、本好きをうならせる作品であることに間違いはない。どれも入手可能な比較的新しい作品ばかりなのも嬉しい。

文学作品だけでなく、犬の祖先ということで狼の項目も入れられており、科学的に見た狼の成り立ちや狼作品も加わったところは斬新。作品の結末はあえて書かれていないものがほとんどなので、興味を持たれたかたは是非それぞれの作品を読んで欲しいと思う。
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形式:新書
子供のころに読んだ本「フランダースの犬」、「幸福の王子」、「マッチ売りの少女」などの引用が興味深い。
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