基本引きこもりの秋山忍こと夏野霧姫をサイン会の打ち合わせの為に連れ出した先で、和人(犬)と夏野は秋山忍と並ぶ若手作家のトップ、秋月マキシと出会う。マキシはまるで夏野と正反対の『白』だった。性格の唯我独尊的な部分は似てはいるが。
喧嘩を売る夏野と当然のように対立するマキシ。
そんな中、秋山忍の原稿が盗まれると言う事態が発生する。犯人は姫萩九郎。もう一人の若手作家のトップ、姫萩紅葉の担当であり実兄。
彼が新稲葉に仕込んだチェックポイントをめぐり、原稿を取り返そうとする夏野と和人。それからマキシ。
黒と白は紆余曲折の果てに最終ポイントへと到達するが、そこに用意されていたのは執筆戦の中でも最も過酷な『九連訪塔執筆戦』であった。
秋山忍と互角の実力を秘めるマキシ。白と黒。物語を紡ぐ根幹すら正反対の二人は自らのプライドを賭けて執筆戦に挑む、が。
待ちうける最後の審査員は、和人の想像を越えた異形の怪物だった。
恐ろしい事に、和人が本を読む回数が非常に少ない………。
秋山、秋月、大澤愁山、姫萩。秋の字が多い。