以前から気になってたBL本です。
まず装丁がオシャレすぎます。
めっちゃお金かかってんじゃないかと思いました(笑)
内容は高校生同士のカップルのお話。
大好きだった兄を傷つけて殺して(自殺)しまったのではないかと悩む主人公・楓と、楓と幼いころ短い時間を過ごした野呂が高校で再会する。
兄は本当に自殺だったのか?
野呂はなにを考えているのか?
あまり重苦しい雰囲気は無いのですが、さらりと死と孤独を常に付き纏わせる内容でした。
分かり合いたいのに分かられたくない。
嫌われたくない、拒否されたくない。
でも、もしもわかってくれるのなら、受け入れてくれるのなら本当に嬉しい。
冒頭で楓が泣きながら自転車で全力疾走する見開きがあるのですが、ギド先生は他の本でもコマや見開きの使い方が映画を思わせるようなとても思い切りのいい上手な見せ方が多くて唸ります。
お兄さんと、キーパーソンになる人物の関係もすごく切ない。(少し、ミステリを含ませるような内容なのであまりネタばれできませんが)
最後まで余韻を残させる作品でした。
BLっぽくは無いですが買って良かった作品です。