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37 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
胸が苦しくて途中何度も手を止めても、読み切らねばならない。,
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レビュー対象商品: 犬と、いのち (単行本)
4000枚の写真の中から『盲導犬クイールの一生』著者の石黒 謙吾氏が、「多くの人に意識を共感してもらうためにソフトに見せるることと、知ってもらうべきハードな実態とのボーダーラインを慎重に考えて」2ヶ月かけて選んだ写真の数々と、ポエムのようでありながら内容はとても辛い文章がセットになって開かれる本書は、作りとしては絵本か詩集のようだが、次の頁を開きたくなくなるほど自分の心に突き刺さる。「かわいそう」で終わらせず、本書を活用する事こそが、著者らの思いに答える事になろう。 例えば、2009年度より2017年度まで8年間、環境省所轄の動物愛護管理推進費が、国から直接の施設改善の為だけの補助金として、新設で「動物収容・譲渡対策施設整備補助」¥1億がついているとあとがきにある。 これを利用すれば、犬猫の一時保護と譲渡の促進のために、真冬にコンクリート床の上で子犬や子猫が凍死するような老朽化した施設を、殺処分場としてでなく、保護シェルターとして改善したいといった自治体の求めがあれば、直接国から半額の補助金を受けることができる。 これを読者が住んでいる自治体が利用するように行政・議員に働きかけてはいかがか? そして、近隣の動物愛護センターを訪れてみよう。 読後「人間らしいあたたかな気持ち」で過ごせるように。 ちなみに前述の補助と同様のものとして、2007年度に「犬猫の譲渡のためのワクチン・ えさ代」¥3.5億が、地方交付税として計上されたが、これは一般財源で、2009年6月26日の衆議院「環境委員会」における動物行政についての質問では、「2007年度に動物愛護行政の関連費用として使ったのは都道府県で30、指定都市で4、中核市で11。 また今後の予定があると答えたのは36道府県、5指定都市。」 つまり他の自治体では目的外使途に使用されている、と言う事が明らかになっている。
52 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
誰にもできることがあります,
By ゆるこ "yuruyuru" (東京都世田谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 犬と、いのち (単行本)
現状を知りつつも、なんとなく怖くて、犬が可哀想すぎて犬に申し訳ない気持ちがいっぱいで自分自身で蓋をしていました。 しかし、犬たちにとって本当に申し訳ないのは、私たちが見て見ぬふりをすることです。 直接、犬を引き取ったり世話をすることができないので 何の役にもたてない自分が情けなくて、この問題に蓋をしてきました。 しかし、この本を読んで、私にもできることがあると知りました。 「現状を伝える」だけでもいいんだと知りました。 この本を読んでよかった。知る勇気が出せてよかった。 この本に携われた方々に感謝です。 犬好きな方だけでなく、たくさんの方に読んでほしい1冊です。 この本を教科書に、命の授業をしたらいいと思います。 犬の命を大切にしようと学ぶことは、自分自身も大切にしようと学ぶことだからです。
43 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「いのちを救う旅」知ることからはじめよう,
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レビュー対象商品: 犬と、いのち (単行本)
本書は保健所で殺処分される犬達について率直に語られています。私達は「不要犬」と呼ばれる犬達が、保健所でどのような目に遭わされるかを薄々知りながら目を逸らして暮らしています。 ページをめくれば、犬達の写真と共に筆者のいのちを愛おしむ言葉が添えられ、その優しい言葉と犬達の目が読む者の胸を刺します。 現在の日本の動物愛護の過酷な現状をまず知ることが、人間と共に暮らす犬・猫達への責任だと感じました。 本書は現状を知らせるだけに留まらず、これから私達が何をしたら良いのかも懇切丁寧に教えてくれています。 私達の傍らで私達を澄んだ眼差しで信じてくれている、いのちの救い方=「犬と、いのち」必読です。
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