内容紹介
死の代理不可能性をめぐるハイデガーとレヴィナスの議論,フロイトの原父殺害説,アウシュヴィッツとツェランの詩作などを補助線として,記憶を成り立たせている外部性=記憶の他者へと迫る。
著者について
1971年、長崎に生まれる。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(教育学)。 専攻は臨床心理学および精神分析。現在は京都光華女子大学人文学部心理学科准教授。 主要研究業績 「テクストと未知なるもの」『心理臨床学研究』第22巻,第6号,2005年 「他者の記憶―喪と幽霊をめぐる試論」(共著)京都光華女子大学人間関係学部人間関係学科編『ひと・社会・未来―ライフサイクルの人間科学』ナカニシヤ出版,2006年 「テクストと臨床経験」(共著)『新・臨床心理学入門』(『こころの科学』増刊)日本評論社,2006年 「(脱)遠隔化する身体―心理療法の応答可能性について」(共著)『身体の病と心理臨床―遺伝子の次元から考える』創元社,2009年