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特撮映画美術監督 井上泰幸
 
 
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特撮映画美術監督 井上泰幸 [単行本]

庵野秀明(帯のコメント) , 樋口真嗣(装丁)
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,780 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

1954年の『ゴジラ』以来、美術担当として円谷英二監督や中野昭慶監督の特撮作品を支え、
セットや怪獣・超兵器のデザインからミニチュア制作、果ては実際の画面レイアウトに至るまで、
特撮画面に映るすべてのものを手がけたデザイナー・井上泰幸氏。
日本特撮映画の黎明を築き、東宝特撮映画の黄金期を支えた井上氏の偉業を、
ご本人の手元に現存する豊富で魅力的な美術資料、ご本人への貴重なインタビュー
、 そして元・東宝“特美”スタッフをはじめとする関係者たちの証言などにより解き明かす。
特技監督、特撮監督の名声の影に隠れ、これまであまり表に出てこなかった「美術」が、
特撮作品においていかに重要な役割を果たしていたのか。
特撮美術の価値に光を当てるべく、初公開となる貴重な資料や写真も多数収録。
日本が世界に誇るミニチュア特撮の魅力を存分に味わえる、全特撮ファン必携の1冊。


【内容】
○巻頭カラーグラビア48頁
現存する貴重な資料のうち、カラーで描かれた60年代半ば以降のものを収録

○井上泰幸回想録
序 章 生い立ちから終戦まで

○井上泰幸ロングインタビュー
第1章 偶然が重なって映画の世界へ
第2章 衝突を経て築かれた円谷英二との信頼関係
第3章 美術監督への就任と円谷英二との別れ
第4章 東宝から独立してアルファ企画を設立

○元・東宝“特美”スタッフ座談会
第5章 座談会 2004年新春特美サミット
  井上泰幸×青木利郎×豊島睦×高木明法×好村直行

○関係者インタビュー
第6章 アメリカの特撮ファンが語る特美の魅力とその軌跡
第7章 スペシャルインタビュー 富山省吾(元・東宝映画社長)

○東宝特撮を見て育った現役クリエイター座談会
第8章 座談会 現役クリエイターが語るミニチュア特撮の魅力
    庵野秀明×出渕裕×樋口真嗣×三池敏夫(司会)

○巻末資料
特美スタッフリスト/井上泰幸個人史・作品史/井上泰幸主要文献リスト

【井上泰幸プロフィール】
いのうえ・やすゆき/1922年、福岡県生まれ。50年代より半世紀にわたり日本の特撮映画界を支えたデザイナー・特撮美術監督。
東宝特撮映画には54年の『ゴジラ』から88年の『アナザーウェイ D機関情報』までそのほとんどに関わり、
ミニチュアセットだけでなく、特撮用大プールからアルファ号、スーパーXといった超兵器まで、
特撮画面に登場するあらゆる物の設計、デザイン、製作を手がけた。
東宝特撮映画の黄金期には特撮用の美術を担当する特殊美術課、通称「特美(とくび)」の責任者として総勢30人以上のチームを率い、
日本の特撮映画美術の基礎を築いた。また『ウルトラQ』などのテレビ特撮作品も多数手がけている。神奈川県海老名市在住。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: キネマ旬報社 (2011/12/28)
  • ISBN-10: 4873763681
  • ISBN-13: 978-4873763682
  • 発売日: 2011/12/28
  • 商品パッケージの寸法: 26.1 x 18.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ものすごく面白いです! 2012/4/16
いやはや、東宝特撮関係で、こんな面白い本がまだ出るとは思ってませんでした。
当時としては前代未聞であった、「特殊撮影のミニチュアセット建造」という仕事に対して、
関与した当初から確固たるポリシーを持ち、円谷英二にも臆せず意見具申するプロ魂に感動します。
第2版として、特撮美術の舞台裏の写真集も出してほしいものです。
「東宝特撮全集」「特技監督 円谷英二」に掲載済みの写真以外に、未公開フォトはないのでしょうか?
期待大です。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 円谷東宝特撮を支えた不屈の男の魂 2012/1/10
Amazon.co.jpで購入済み
東宝撮影所における、いわゆる「円谷組」が決して一枚岩ではなく、井上泰幸が円谷英二らと衝突を繰り返して初めて東宝特撮映画の名作群が誕生した事をこのノンフィクションは語っている。
「真に観客が観たいものは何か」を円谷以上に考え抜き、現場のリーダーとして信念を貫いて率先して手を動かし続ける井上の姿は「仕事とは何か」を読む者に考えさせる。
円谷の死後、東宝を離れる際に退職金ももらえない、実は契約社員でしかなかった井上泰幸が何故実質的に東宝特撮の現場監督として現場を支える事が出来たのか?彼に有って、東宝の正社員スタッフたちに無かったものは何なのか?過酷な運命にぶつかりつつも、「神様」とあがめられる円谷との衝突の中でこそ後世に残る作品を作ってきた井上のバイタリティ、経験を生かす力には学ぶものが多い。
かつて自分の左足を奪い、運命を変えさせたP51戦闘機と航空博物館で静かに対峙する井上。その姿に、限りなく大きな男の姿を読む人は感じる事が出来るであろう。
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