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物語 幕末を生きた女101人 (新人物文庫)
 
 

物語 幕末を生きた女101人 (新人物文庫) [文庫]

「歴史読本」編集部
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

お龍・西郷いと・武市冨・高杉マサ・勝民ら幕末の志士を支えた女性、村岡局・奥村五百子ら女性活動家、時代と闘った幕末藩主の夫人たち、江戸城大奥―その後の女性たち等々、“幕末”は彼女たちの運命をどう左右したのか、また“幕末”にどのように関わり、どのように時代を動かしていったのか。数多の知られざる人生の軌跡とその魅力に迫る。「幕末志士の出会い系サイト」「京都文化サロンの女性たち」「志士をバックアップした女性パトロン」など、さまざまな幕末維新の“女性事情”も紹介。幕末・維新を強く生き抜いた女たちの知られざる物語。

登録情報

  • 文庫: 319ページ
  • 出版社: 新人物往来社 (2010/4/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4404038402
  • ISBN-13: 978-4404038401
  • 発売日: 2010/4/7
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
時代の一大転換期を生きた女性たちに焦点を当てた『歴史読本』特集記事を文庫本一冊に凝縮して、まさに幕末史の陰に女ありを教えてくれる波瀾万丈のエピソード集である。

筆者毎に尊王歌人野村望東尼を「ぼうとうに」「もとに」とまちまちに表記する不統一感が却って面白い。唐突に伝聞異話を披露する書き手もあって、書名に「物語」が付く理由を当推量し妙に納得させられる。

綴られたエピソードには、封建時代の制約の下で峻烈な人生を辿った女性たちの歴史的役割を大いに考えさせられるものが多い。「闘う女性たち」「駆けた女傑たち」という章題に入って、一層その感慨が強まる。初めて耳にする挿話に驚嘆したり、戦慄したりと忙しい。

例えば、宝塚歌劇さながらに男装の女医にして漢学塾教師として生きた高場乱(おさむ)。生家の南部盛岡藩に対する賊軍の汚名を雪ぐことに献身した文武に秀でた姫君華頂宮郁子。水戸天狗党の領袖たる武田耕雲斎の後妻に入ったがために、幼子二人と共に梟首の憂き目に遭う武田とき。

有名無名の人物が遺した足跡を探訪し、新たな事実を掘り起こすのが歴史家の使命だとすれば、その労を多としながら、読者は静かにただ古人(いにしえびと)の教訓や人智の及ばざる儚さに思いを致すべきなのだろう。

可憐な面差しを洋装に包んだカバー表紙の若い女性は、元海援隊士で維新後に外務大臣に上り詰めた陸奥宗光の愛妻亮子だそうだ。写真嫌いの夫に代わって品良く老いの姿を写した西郷隆盛の妻いとはともかく、晩年の写真一枚が現存するだけの坂本龍馬の妻お龍ならきっと不公平な扱いに憤り、編集者に詰め寄ろうと化けて出るかも知れない。
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By chobi
形式:文庫
幕末の志士&女性のエピソードというと、俗説が多いという印象があります。本当のところはどうなのだろう?
を解消してくれる本です。たとえば、高杉晋作の関係女性なら一坂太郎氏、といったようにその人物では有名な
研究者が執筆しているのがまず魅力。
そしてやはり、この手のネタは物語性があり、想像力をかきたててくれるので幕末小説好きにも
おすすめしたいです。「小説であのふたりに興味を持って、より詳しく知りたい」「あのふたりの物語を
知りたい」という方、読んでみて損はありません。
文庫版で手ごろな値段だったのもうれしい。
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