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私はカタルーニャ育ちの知人と多く接する機会があり、彼らの
価値観(彼らはいつもパスポートに”スペイン人”と書かれることに
違和感を持っている)に興味をもって本著を購入したのが
動機であった。
本書は著者も言っているように専門の歴史学者ではない、カタルーニャ
を愛する人によって書かれている。それであるからこそ正確で、真摯で
人に興味を抱かせる力のある構成になっている。
カタルーニャは、アジアで近い立場を考えるなら台湾、もう少し大きく
捉えるのなら沖縄も似たようなものだと言える。スペインは
カタルーニャが現在独自の政治権をある程度もってわずかでも
独立したいという精神に、特に経済的な理由から、反対である。
カタルーニャの言葉はスペイン語のようでスペイン語とは違う。
近く遠いカタルーニャとスペインの距離の歴史、最後には年表まで
ついて誠意のある本であり、興味をもったのならこの本はお勧め
である。
ちなみにスパニッシュアパートメントという映画があり、
フランス語の音声ではフランス人の主人公がスペイン語を勉強
しにいくという話だが、スペイン語音声ではカタルーニャ語を
勉強しにいっているという舞台設定になっている。
導入としてはそっちの方が面白いかもしれない
ただ、その場合字幕などの問題から、アメリカ版のDVDを
購入することをお勧めしたい
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