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物語を旅するひとびと―コンテンツ・ツーリズムとは何か
 
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物語を旅するひとびと―コンテンツ・ツーリズムとは何か [単行本]

増淵 敏之
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「聖地巡礼」―映画やドラマのロケ地、マンガやアニメの原作地には観光客が集まる。コンテンツを通して醸成された地域固有の“物語性”“テーマ性”を観光資源として活用すること。それがコンテンツ・ツーリズムの根幹なのだ。新たな「観光資源」の創出。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

増淵 敏之
1957年北海道生まれ。法政大学大学院政策創造研究科教授。北海道マンガ研究会代表。東京大学大学院総合文化研究科修了(学術博士)。テレビ、ラジオ番組、音楽コンテンツ制作等に従事した後、研究活動を開始。経済地理学、文化地理学をベースに、コンテンツ産業の立地行動及び都市構造の変容との関係性などに関心を持ち、研究をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 215ページ
  • 出版社: 彩流社 (2010/04)
  • ISBN-10: 4779115086
  • ISBN-13: 978-4779115080
  • 発売日: 2010/04
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By 藤崎健一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 A5判のソフトカバーに行間狭めて一ページ当たりの文字数増量=厚くなるのを回避して
出来る限り価格を抑える…という姿勢は評価出来ます。
コンテンツツーリズム(ざっくり書けばロケ地や物語の舞台を巡る旅。所謂「聖地巡礼」の
こと)を知らない人向けに、かなり丁寧な注釈もつけています。

 類書が無い中、コンテンツツーリズムの始まり(メディアが仕掛けた)、各地の取り
組み紹介、そしてメディアによる「或るイメージの伝播(サザンオールスターズの楽曲を
例にしている)」と、盛りだくさんな内容です。

 しかし、多くの部分が「○○を行った」レベルで終わっているのが勿体ないのです。
換言すれば「仕掛ける」方の意図は分かっても、仕掛けられる方=足を運ぶ人達の意図
には、あまり迫れていないのです(各種資料から数字を人っている箇所もあるが、結局
著者の論は裏付けに欠けるところが多い。特に後半)。

 題名の通り「コンテンツツーリズムとは何か?」に迫るのなら、足を運ぶ人=お客の
視点も欠かせないと思うのです。そこに迫れてないので(特に『らき☆すた』なら先行
研究もある)満足度としては薄いのです。

 後、第11章「吉田修一を歩く」は完全に著者の趣味としか思えず(小説からの引用多し)。
それと誤植が多いです。ここまで誤植の多い本もなかなかありません。
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By K.F
形式:単行本
D大I先生、H大O先生等の学会誌の書評がきっかけで購入しました。
予想外でしたが、ネットでのアンケート調査なども行っており、仕掛ける側の目線のみならず、ユーザー目線も押えている点に感心しました。狙いがタイムリーという点が一般的な書評では強調されていますが、とくに第9章の読み方が重要に思えます。筆者は実際に小説を片手に歩いて書いているのでしょう。吉田修一を選んだところがマニアックに映るのかもしれませんが、これがさらにユーザー目線のひとつの表現だと思っています。コンテンツ・ツーリズムはあくまで個人レベルでの観光行動だとすれば、この章を入れたことが英断ですかね。今後の続編の予感がします。各論が出版されるのではないでしょうか。とはいえ明らかに纏まったコンテンツ―リズム本としては日本で初めての試みです。その点が極めて大事だということは評価せざるを得ません。
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10 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 地域に、小説、映画、マンガ、音楽などの「コンテンツ(作品)を通して醸成された地域固有の雰囲気・イメージ」としての「物語性」「テーマ性」を付加し、その物語性を観光資源として活用すること、が「コンテンツ・ツーリズム」であるとされている。(国土交通省等)

 『北の国から』、大河ドラマ、『冬のソナタ』、「水木しげるロード」、『らき☆すた』、司馬遼太郎と藤沢周平、湘南ブランド、ご当地ソング、吉田修一などを紹介し、コンテンツによる観光の発展、地域ブランドの発信、まちづくりの進展の様子が書かれている。

 全国どこでも地域ブランドを高めようと様々な取り組みをしていて、コンテンツを利用したものも多い。単に観光というだけでなく、いかに地域の魅力を高め、まちづくりにつなげていくか。創造都市論、ソーシャル・キャピタルも踏まえ、地域の再生、活性化につなげていくか。各地域でコンテンツの創作者の人材育成の仕組みまで考え、創作者が定住したくなるような地域の魅力づくりにまで進めばいいと著者は書いている。

 これからいろいろな可能性が含まれている「コンテンツ・ツーリズム」を知るには、お勧めの本である。
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