ナラティブ・アプローチのアウトラインが分かりやすく説明されています。
今までの精神心理臨床が権威主義的に過ぎたことへの根本的な見直しが起こりつつあるように思いました。
「ナラティブ」(物語)は人を癒したり、勇気づけたり、転回的な人格変容さえ引き起こしたり...そのような力があると思います。
個人的な実生活の面でも感じますし、書物では、例えば、松谷みよ子さんの現代民話考(全12巻)では、名も無き民衆の中からわき上がってきた現代説話の深さと広さ、迫力に圧倒されました。本来、物語とは庶民のものなのかもしれません。
そう考えると、あまり技法化して専門家の専売特許にして欲しくない、などと感じたりもします。