- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
湯川先生が関西弁で語る「創り出す物理学」、(笑)印で読者もニヤリ(^-^),
By
レビュー対象商品: 物理講義 (講談社学術文庫 195) (文庫)
湯川先生が67歳の時の「物理学概論」の御講義のテープを原稿におこしたモノです。著書「目に見えないもの」の中で「自分は話が下手」という発言がありましたが、真に受けてはいけませんね。先生が淀みない関西弁で喋っている処がリアルに想像出来ました。「既に創られた物理学」と「これから創り出す物理学」の違いが突っ込んで語られていますね。「『既に創られた物理学』を学ぶことと、その物理学が創られた当時に創った本人が考えたことは全く違うんです。もしどちらも同じと思っている人は試験勉強だけをしてきた人です(笑)」という下りを読んで、つられて笑いつつも、頭にガツンと来ました。原論文と教科書は確かに違いますから。そこで色んな事例に触れながら「教科書には書いてない話」がドンドン出てきます。本来、どこでどういう疑問を持たないといけなかったのか、というポイントが分かります。(一般相対性理論に関するコメントを読むと、超弦理論のルーツに繋がるような疑問も持っておられていたように見受けました。その観点の鋭さには驚かされます) 読み終えると、寺田寅彦先生のエッセイ「科学者とあたま」「研究的態度の養成」を思い出しました。曰く「科学者は頭が良いと同時に頭が悪くないといけない」、湯川先生はそのバランスが絶妙なのでしょう。(例:電子の大きさ・スピンに関するコメント) 素通りしそうなところで立ち止まり、「ここは疑問」として頭の『引出し』に溜め、決して分かった積もりにならない。分からないことは「ワカラン」とはっきり言う。そして折々にその『引出し』を開けては色々とアイディアを巡らせておられたのでしょう。そんなご様子が垣間見える気がしました。 この本を読んでそういうことが実感として分かるためには、大学の物理をある程度修めていないと分からないでしょう。物理学徒は読んでタメになる本です。『学ぶ姿勢』を学べます。かなりお薦めです。
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
題名は堅いですが,
By フッター (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 物理講義 (講談社学術文庫 195) (文庫)
文人の素質にあふれた物理学者湯川秀樹の講演です。理系学生たちを相手に、「こういう考え方や着眼点が大切なのだよ」という感じで、ニュートン以降の物理学者たちの性格や思考過程、試行錯誤を、自分の経験を交えながらくだけた調子で語っています。難しい用語や数式が出てきますが、その辺は流し読みしても、なんとなく楽しめます。物理というテーマを超えた含蓄ある言葉が随所に散りばめられており、文系の私でも多くの感銘を覚えました。
13 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
物理学概論の名講義,
By 悠蝶 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 物理講義 (講談社学術文庫 195) (文庫)
この本は湯川秀樹博士が物理学概論と題して行われた3日間の講義を採録・編纂された物である。湯川博士といえば日本ではじめてノーベル賞を受賞したことで有名だが、実は文章の名手でもある。やはり一芸に秀でる人は万事に通ずるのだろか。この本は是非、これから物理学を目指すような情熱をもった若者に読んで欲しい本である。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
|
|