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5つ星のうち 5.0
物理学における自然観の移り変り,
レビュー対象商品: 物理学はいかに創られたか(上) (岩波新書) (新書)
インフェルトによれば本書はプリンストンで研究を続けるための資金づくりが動機だった。内容はアインシュタインと相談して決めインフェルトが執筆した。(「アインシュタインの世界」ブルーバックス)物理学における自然観の移り変りのアインシュタインによる見方が書かれている。上巻では力学的自然観の成功と衰退、それとともに現われた場の理論の入口まで触れられる。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
観念の世界と現象の世界との関係,
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レビュー対象商品: 物理学はいかに創られたか(上) (岩波新書) (新書)
あのアインシュタイン博士とインフェルト博士が、「人間の心が観念の世界と現象の世界との関係を見つけ出そうと企てたこと(世界の実在に対応するような観念を科学の名で案出してゆくところの原動力)」について述べたもの。上巻では古典物理学の概要、下巻では現代物理学(相対論、量子論)の概要が示されていた。物理を専門としていない自分にとっても、わかりやすい記述となっていた。「世界の実在に対応するような観念を科学の名で案出してゆくところの原動力」を「科学の上で大きな進歩の見られるのは、殆どいつも理論に対していろいろな困難が起り、危機が出遭った際にこれを脱却しようとする努力を通じてなされる」さまを見ることによって実感できたと思う。
22 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
物理学の,
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レビュー対象商品: 物理学はいかに創られたか(上) (岩波新書) (新書)
見事なまでに数式を使わず、物理の理論そのものよりも理論構築の哲学的筋道に焦点を当てた上下2巻の名著。上巻は古典力学の黎明から場という考え方の芽生えと有用性についてまでを解説。とにかく数式が皆無で結果より過程を解説したものなので、実用どころか物理の参考書にもならないが、その哲学には大学教養レベルの物理を学習した人でもいろいろな発見をすると思います。ニュートン力学では物を落とすと重さに関係なく同時に落ちることを実は偶然としか説明できていなかった、なんてこと知らなかった...(私だけかも?)。 第二次大戦時、アインシュタインはインフェルトのポーランドからの救出を米国に嘆願したが、すでに何人ものユダヤ人の脱出を援助していたため効力がなかったそうです。そこで共著で、この平易でありながら物理学の本質を詰め込んだ一般向けの本を書き、推薦書代わりにしたという逸話のある、命をかけた渾身の著作でもあります。
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