(以前に書き込んだ内容が消えた模様ですので、もう一度書き込み)
本評者は普段化学に従事していますが、物理学的な考え方をするこ
とが必要な時があります。だからと言って、深く物理学に精通してい
るわけでもなく、独学で物理学を勉強していると言った方が正しいで
す。そうした中で、少しでも物理学の素養を身に付けようと思い、思
考のための道具としてMathematicaを使っています。このソフトは描画
に優れていて、視覚的に物理学を体験することができるので、物理学
を独学する上で大いに役に立っています。また、Mathematicaを一つのプログ
ラミング言語と捉えてみると、その可能性の大きさが実感できると思い
ます。
本書は第1章で、まずMathematicaの基本的な操作方法を知ることから
始まります。ゆえに、初めてMathematicaを使う人でも、すんなり本書の
内容に入っていけるように思います。
第2章以降は、古典力学や古典電磁気学などに各章が割り当てられて
いますが、順番に学習してもよし、必要な章から学習していくもよし、
自分の目的に適った方法で学習を進めればよいと思います。
改めて、視覚的に物理学を学習するのは本当に楽しいものだと思います。
本書を手に取った方々にも、何かしらの楽しさを味わってもらえればいい
なと、そう思います。日本語訳も出版されているようですが、原書で勉強
することも良い経験になると思います。。。オワリ
(ただ一つの懸念は、Mathematicaが高価なことです。)
追記:2006年10月現在、Mathematicaのバージョンは5.2
です。本書はおそらくVer.3以上だと快適にプログラミング
できると思います。Ver.4以降だと、言うまでもありません。
参考までに追記しました。。。