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牢の中の貴婦人 (創元推理文庫)
 
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牢の中の貴婦人 (創元推理文庫) [文庫]

ダイアナ・ウィン ジョーンズ , 佐竹 美保 , Diana Wynne Jones , 原島 文世
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

見知らぬ異世界の牢獄に、いきなり放りこまれたエミリー。手探りで状況を分析するうちに、どうやらこの世界で権力を争う二大勢力の、一方の貴族の女性と人違いされたらしいことがわかる。そんな中エミリーは、同じ砦の牢に閉じこめられているひとりの男性に心惹かれていくのだが…。英国児童文学の女王による、“デイルマーク四部作”の原型ともいえる不思議な味わいの物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

原島 文世
群馬県生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 234ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2008/11)
  • ISBN-10: 4488572103
  • ISBN-13: 978-4488572105
  • 発売日: 2008/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
後味が悪い… 2008/11/21
形式:文庫
あらすじや帯の煽り文から、ハーレクインヒストリカルのような恋愛物かと思って購入したのですが、徹底的に裏切られてしまいました。この物語そのものの意味さえ無くなるような、救いのないバッドエンドに呆然。
途中までは確かに牢の中に閉じこめられたヒロインと、同じく軟禁されている男性との恋愛めいた展開であり、奇妙な牢の中での生活ぶりもなかなか興味深かったのですが…。

ラストの展開に悪い意味で意表を突かれました。ヒロインの言葉を借りると、この本を読んだ自分はまさに“感情の無駄遣い”をした気分です。或いはこの心のわだかまりと空疎感こそが著者の狙いなのかもしれませんが、非常に後味が悪いです。精神的にどっと疲れました。
現実では何かが起こっても不毛に終わる事は日常茶飯事ですし、主人公が後ろ向きな気持ちで投げやりに幕を下ろす作品も否定しません。けれど歴史ファンタジーに自分が求めるのは多少なりと何かが主人公に還元される物語なので、厳しい評価になってしまいました。それさえあれば恋愛の顛末はどちらに転んでも良かったので、残念です。

個人的にはあまりお勧めとは言えませんが、デイルマーク王国史の原点ともいえるそうなので、バッドエンドに耐性があり、興味がある方は一読されると良いと思います。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By はに
形式:文庫
ここで物語を終えるか…!?こ、このあと彼女はどうするの??と茫然自失してしまうようなエンドです。でも後味は悪くなく、最初に戻ってもう一度読み返したくなります。牢番の目をかすめて書いている心覚えという、もどかしい設定であるにもかかわらず、心理と行為の相関が緻密で、共感できます。ぜひこのハシゴをはずされる感覚にはまってください。
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