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片道切符 (光文社文庫)
  

片道切符 (光文社文庫) [文庫]

風間 一輝
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「殺る前に、一つだけ面白い話を聞かせてやろうか。よく言うだろ、冥土の土産ってやつだよ」そう言う種村を、俺はコートのポケット越しに3発撃った。―どうしたことか、殺し屋の俺が命を狙われはじめた。どうやらそれは、俺の塒が関係しているらしく(「冥土の土産」)。不器用、反骨、純粋―。本物の男たちの魂と生き様を描く、珠玉連作ハードボイルド。

内容(「MARC」データベースより)

命以外に、捨てることを躊躇うようなものは持たないのが、俺の信条。世間からはみ出し、自由であるがゆえにすべてのリスクを己の責任で負う覚悟を持った男の世界を描いた、危険で魅力的なアウトロー小説。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 412ページ
  • 出版社: 光文社 (2000/04)
  • ISBN-10: 4334729916
  • ISBN-13: 978-4334729912
  • 発売日: 2000/04
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 682,907位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
風間一輝という作家はある意味地味な作風だが、文章のいい回しがとても好きな作家さんです。
ちょっとしたいい回しにニヤリとさせられることも多く、電車の中で読んでいると人目が気になります。
それは人の台詞だったり、会話だったり、地の文のいい回しだったり、いろいろなパターンがあるのですが、
文章を楽しむという意味ではこの作家さんがダントツです。
また、この作家さんが書くキャラはどこか格好悪いというか、
人間味のあるキャラになってます。
ハードボイルドに出てくる男は格好いい人も多いですが、この方が書かれるキャラはどこか逃げ腰だったり臆病だったりと
ごく普通の人間が持つ弱さを持っていて、そこがいいです。
格好悪い格好良さとでも言うのでしょうか。
臆病なんだけど、ここぞという時に本当に男になる。そんな印象です。
もうお亡くなりになっている方なので、本当に残念でなりません。
この方の作品をもっと読みたかったです。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
主人公の烏堂はプロの殺し屋。
殺しの仕事は一人でやるけれど、所謂孤独な殺し屋というのとは違う。
彼には仲間達がいる。
拳銃ブローカーの大里、車屋で時に優秀なドライバーになる辻、詐欺師の昌恵、
建築家もどきの東山などなど、そして私立探偵の室井。
(「漂泊者」で風間さんの作品を初めて読んだ私には、室井とまた出会えて嬉し
かった! 解説を読むと、風間さんの作品では同じキャラクターが主人公として
または脇役として出てくることがよくあると知り、他の作品を読むのが楽しみに
なった。)

烏堂と仲間達との連携が鮮やかで実に心地良い。
もちろん烏堂のキャラクターも良い。
「俺は命の次に金を大切だと思っている。そして命よりも自由を大切にしている
んだよ」なんてセリフは正にアウトロー。しびれる〜。
一方時折見せるカッコ悪さや怖がったりする様子もあったりして可愛らしい。

しかしそこはアウトローの世界。
騙し騙され、裏切り裏切られは茶飯事。茶飯事だからと言って許される訳ではな
い。どんなに上手くカモフラージュして騙したつもりでも、裏切って逃げ回って
も彼には必ず見抜かれ、制裁を受ける。
彼を甘く見ると、きっと泣きを見る。

ところでこの作品の表紙で初めて風間さんの顔を拝見した。
怖すぎる〜。声を掛けられたら逃げ出したくなるような、まさに風間さん本人が
アウトローな感じ。
やはり解説にて、すでに風間さんが他界されたことを知った。
最近知ってその魅力を知った作家さんだけに、残念でならない。
このレビューは参考になりましたか?
By 江 
形式:単行本
この作品だけでも充分楽しめるが、風間一輝さんの他の作品の「漂泊者」を読んでからこの本を読むと、室井と国分の関係が分かる為、もっと楽しんで読むことが出来ると思う。淡々とした文章の中に、煮ても焼いても食えないような男等がやっぱり淡々といる。そんな作品。
ネタバレを許してもらえるなら、この作品のキーポイントは最終的に女性にある。
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