・《文庫なのに》 オールカラー。 29品。パスタの出来上がり写真(お皿も)が美しい。 字も 読み易い間隔と太さ。
・《最もトキメイテしまうのは》 片岡護(シェフ)さんの自筆カラーイラストです。 色鉛筆の色合いがなんとも美しいトーンでイタリアンな雰囲気。
(ヴェニスのホテルの絵もすてき)
材料の野菜等はもちろんのことワインやオリーブ油、そして塩、コショウ(かわいい)までも絵に描いてあり、 調理中のどこで何の材料・調味料を入れるのか、鍋の種類、かたちは何か(深鍋かソースパンか等) 材料を混ぜるのは ハシかヘラか? などキレイなイラストで一目瞭然。(すりばちの下に鍋つかみが敷いてあったり、バジリコの葉にカットを入れて鍋に加える等も絵でさりげなく表してあります)
ところどころ料理に役立つ文章も入っているので、「読み物」としての楽しみも十分味わえます。
第5章の「和の素材でパスタ」の中には『下仁田ねぎの煮込みパスタ』(うどんではなく)、『豆乳とゆばのタリオリーニ』などの日本で美味しい材料を使ったパスタ料理もあり楽しいです。 ほかにも基本のトマトソース、フルーツトマトを使ったソース、農園風、海の幸のもの(すぐ出来、簡単、おいしい)
パスタを中高に盛るコツは写真で説明してあり、とても親切でやさしさ漂う料理本です。
味覚と見覚(視覚)が刺激され、パスタ料理を食べたくなる、作りたくなる本。
パスタという洋風テイストなのですが、 どんぶり物のごはんのようなあたたかさも感じ、しあわせ。